「SHOGUN 将軍」アンナ・サワイが主演女優賞受賞！44年ぶりの快挙達成【第82回ゴールデン・グローブ賞】

シネマトゥデイ　映画情報 / 2025年1月6日 12時38分

　第82回ゴールデン・グローブ賞の授賞式が現地時間5日に米・ロサンゼルスで行われ、俳優のアンナ・サワイ（32）がドラマ「SHOGUN 将軍」で主演女優賞（ドラマシリーズ部門）を初受賞した。日本人の同部門受賞は、1981年の島田陽子（「将軍　SHOGUN」まり子役）以来44年ぶりの快挙となる。

　作家ジェームズ・クラベルのベストセラー小説を映像化した「SHOGUN 将軍」は、天下分け目の合戦「関ヶ原の戦い」前夜を舞台に、歴史上の人物にインスパイアされた戦国武将たちによる壮大な“謀り事”の裏側を、ディズニーが持つ製作会社の一つ「FX」が壮大なスケールで描き出した戦国スペクタクルドラマ。

　アンナが演じたのは、イギリス人航海士・按針の通詞（通訳）として戦乱の世を生き抜いた戸田鞠子。“謀反人の娘”という過酷な運命を背負いながら、戦国最強の武将・吉井虎永（真田広之）に忠義を尽くした女性をパワフルに演じた。

　昨年9月に発表された第76回エミー賞の主演女優賞（ドラマ部門）に続き、ゴールデン・グローブ賞でも栄冠を手にしたアンナ。アカデミー賞の前哨戦の一つとしても知られる、第30回クリティクス・チョイス・アワード（受賞結果は現地時間1月12日発表）でも主演女優賞にノミネートされており、さらなる快挙達成の可能性が高まっている。

　なお主演女優賞（ドラマシリーズ）にはアンナのほか、キャシー・ベイツ（「マットロック（原題） / Matlock」）、エマ・ダーシー（「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」）、マヤ・アースキン（「Mr. & Mrs. スミス」）、キーラ・ナイトレイ（「ブラック・ダヴ」）、ケリー・ラッセル（「ザ・ディプロマット」）がノミネートされていた。（編集部・倉本拓弥）

「SHOGUN 将軍」ディズニープラスの「スター」にて独占配信中