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高橋一生&飯豊まりえ共演『岸辺露伴は動かない 懺悔室』、5月23日公開!邦画初のオールヴェネツィアロケ

シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年1月7日 7時0分

 荒木飛呂彦の人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれたスピンオフ「岸辺露伴は動かない」を高橋一生主演で実写化する映画の第2弾『岸辺露伴は動かない 懺悔室』が、5月23日より公開されることが明らかになった。「岸辺露伴は動かない」の最初のエピソード「懺悔室」にオリジナルのエピソードを追加し、高橋演じる漫画家の岸辺露伴が、取材旅行で訪れたイタリア、ヴェネツィアで遭遇する事件が描かれる。実写ドラマ及び映画第1作のスタッフが集結し、岸辺露伴の担当編集・泉京香役の飯豊まりえも続投。ヴェネツィアで、日本映画としては初となるオールロケを敢行した。あわせて、特報と2種のティザービジュアルが公開された。

 岸辺露伴は、相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気漫画家。シリーズ累計発行部数1億2000万部を超える荒木飛呂彦の人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」、そのスピンオフ漫画と小説「岸辺露伴は動かない」に登場する。高橋一生主演の連続ドラマが2020年から2024年にかけて全4期、計9エピソードを放送。2023年5月には、実写ドラマのチームが集結し、読切漫画を実写化した映画第1作『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が公開され、観客動員数90万人超、興行収入約12.5億円のヒットを記録した。約2年ぶりの映画となる『岸辺露伴は動かない 懺悔室』でも渡辺一貴監督、脚本・小林靖子、音楽・菊地成孔/新音楽制作工房、人物デザイン監修・衣裳デザインの柘植伊佐夫らが再集結する。

 本作では、岸辺露伴が取材旅行で訪れていたイタリア、ヴェネツィアの教会内にある「懺悔室」へ。懺悔室とは古来、過ちを犯した信者が神父にその過ちを告白し、魂を浄化する場所。その昔の人の叡知に興味を抱いた露伴が懺悔室に入ると、一人の男が現れる。「体験はリアリティを作品に生む」という信念と好奇心に駆られた露伴はそのまま神父になりすまし、男の告白に耳を傾ける。そして男は25年前の恐ろしい出来事を語り始める……。

 撮影は昨年秋に行われ、無事にクランクアップを迎え、現在編集中。かつてナポレオンが“ヨーロッパで最も美しい広場”と称した、ヴェネツィアを象徴するサン・マルコ広場を始め、サン・ロッコ教会、ぺスカリア市場、プンタ・デラ・ドガーナ、バルバリーゴ・ミノット宮殿、パロッツォ・ダ・モスト、原作にも登場するサンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ広場などヴェネツィアを代表する名だたる名所でのロケを敢行。映画の撮影に許可が下りるのは異例な歴史的建造物や、イタリアのルネサンス期を代表する画家ティントレットの絵画など、本編の至るところに貴重な建物や絵画が多数登場するという。

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