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ジェラルド・バトラー主演『ザ・アウトロー2』が首位デビュー【全米ボックスオフィス考】

シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年1月14日 18時14分

 先週末(1月10日~1月12日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ジェラルド・バトラー主演のアクション映画『ザ・アウトロー』の続編『デン・オブ・シーヴズ2(原題) / Den of Thieves 2』が興行収入1,502万2,909ドル(約23億3,000万円)で首位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル155円計算)

 『ザ・アウトロー』は、ロサンゼルスを舞台に、刑事(ジェラルド)と強盗団が繰り広げる攻防を描いた2018年のクライムアクション。同作のオープニング興収は1,520万6,108ドル(約23億6,000万円)で、続編もそれとほぼ同額を売り上げた形だ。配給のライオンズゲートにとっては、2023年11月公開の『ハンガー・ゲーム0』以来となる初登場1位作品となった。

 拡大公開となり明暗が分かれたのは、『ザ・ラスト・ショウガール(原題) / The Last Showgirl』と『BETTER MAN/ベター・マン』だ。主演のパメラ・アンダーソンが賞レースで存在感を見せている『ザ・ラスト・ショウガール(原題)』は10位にランクインした。

 一方、イギリスのポップスター、ロビー・ウィリアムスの伝記ミュージカル映画『BETTER MAN/ベター・マン』は1,291館で公開されるも興収106万3,901ドル(約1億6,000万円)と苦戦し13位だった。製作費は1億1,000万ドル(約171億円)。パラマウントは全米配給権を2,500万ドル(約39億円)で買ったが、全米興収は現在までに116万7,088ドル(約1億8,000万円)しか上げられていない。同作はマイケル・グレイシー監督の『グレイテスト・ショーマン』(2017)以来となる劇映画で、CGの猿がロビー役を務めている。『グレイテスト・ショーマン』より批評家および観客評価は高いが、この調子だと同作のようなロングランヒットは難しそうだ。(編集部・市川遥)

1月10日~1月12日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『デン・オブ・シーヴズ2(原題) / Den of Thieves 2』
2(1)『ライオン・キング:ムファサ』
3(2)『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』
4(3)『ノスフェラトゥ(原題) / Nosferatu』
5(4)『モアナと伝説の海2』
6(6)『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
7(5)『ウィキッド ふたりの魔女』
8(7)『ベイビーガール』
9(初)『ゲーム・チェンジャー(原題) / Game Changer』
10(-)『ザ・ラスト・ショウガール(原題) / The Last Showgirl』

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