手塚治虫の名作「アポロの歌」佐藤勝利&高石あかりで実写ドラマ化!
シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年1月16日 7時0分
手塚治虫氏原作の壮大なSF青春ストーリー「アポロの歌」が、佐藤勝利(timelesz)と高石あかり(※高ははしごだかが正式表記)のダブル主演で実写ドラマ化され、2月18日よりMBS/TBS ドラマイムズ枠(MBSで毎週火曜深夜0時59分~、TBSで毎週火曜深夜1時28分~ほか)で放送されることが発表された。
1970年に「週刊少年キング」で連載された「アポロの歌」は、人間のダークな部分を掘り下げた手塚のノアール作品“黒手塚”とも呼ばれている、終わらない愛の試練に挑む漆黒のパラレルラブストーリー。手塚プロダクション監修のもと、現代解釈版の物語として実写ドラマ化され、約50年ぶりに甦る。全話の監督・脚本を、『チワワちゃん』『とんかつDJアゲ太郎』などの二宮健が担当する。
本作で2年ぶりのドラマ主演を務める佐藤が、幼少期の母とのトラウマのせいで、愛を軽蔑して生きている大学生・近石昭吾(ちかいし・しょうご)を、『ベイビーわるきゅーれ』シリーズで注目され、2025年度後期放送予定のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」のヒロインを務めるなど活躍が目覚ましい高石が、昭吾の幼なじみで、歌手になる夢を見ながらバーで働いている渡ひろみ(わたり・ひろみ)を演じる。
ある事件がきっかけでひろみを死なせてしまったことで、「何度生まれ変わっても結ばれぬ恋をする」という女神の啓示を受け、いくつもの世界をさすらうことになる昭吾を演じた佐藤は「とても難しい役所でしたが、共演させていただいた高石あかりさんと一緒に、人間の愛とは何かというのを見つめながら演じさせていただきました」とコメント。「愛をテーマにする作品は非常にシンプルですが、手塚先生の独創的な世界観と、二宮監督による現代を切り取る視点によって、愛というものを再発見していただける作品となりました」と自信を覗かせた。
一方、ひろみをはじめ、昭吾が転生するいずれの世界にも必ず現れ、共通して昭吾と惹かれ合っていく女性を演じた高石は「いくつもの役を演じるにあたって、まずどの役にもあるこの純粋な気持ちを1番大切にしようと思いました」と役作りを明かし、「この作品を通じて、愛の形も様々で、家族や友人、恋人、表現も人それぞれ。だけど形は違えど確かに同じ愛がそこにはあると学びました」と本作への思いを語った。
なお、二宮監督の編集による1分間のティザー映像が公開中。壮大な愛の試練の始まりを見ることができる。(高橋理久)
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