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まるで別人!「阿修羅のごとく」本木雅弘に驚きの声「めっちゃ昭和」「ハマり過ぎ」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年1月15日 14時42分

 1979年、1980年にNHKで放送された向田邦子の名作ホームドラマを是枝裕和監督がリメイクするNetflixシリーズ「阿修羅のごとく」(世界独占配信中・全7話)。年老いた父に愛人がいたことが発覚したのをきっかけに四姉妹それぞれが抱える葛藤や秘密が浮かび上がっていく本作では、四姉妹を演じる宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すずのキャスティングもさることながら、彼女たちを取り巻く男性たちのキャストも話題。なかでも、次女・巻子(尾野)を悩ませる夫の鷹男を演じる本木雅弘に驚きの声が上がっている。

 本木が演じる鷹男は、妻、年頃の息子と娘と共に郊外の一軒家で暮らすサラリーマン。会社での役職は部長。もうすぐ結婚20年を迎えるが、秘書・赤木啓子(瀧内公美)との浮気を妻に疑われている……という役どころで、本木のキャスティングは是枝監督の提案によるもの。NHK版では緒形拳(パート1)、露口茂(パート2)が演じていた。

 鷹男は面倒見がいい性格で妻の家族などに対して外面はいいものの、自分の家庭内で起きている問題には向き合おうとしない。「うちだってもうすぐ20年だ。大体女房が何考えてるかくらいわかりますよ」と余裕のかまえだが、実際にはまるでわかっていないことが浮かび上がっていく。そしてある日、鷹男の取り返しのつかない“やらかし”によって巻子はいよいよ追い詰められていくこととなる……。

 近年では大河ドラマ「麒麟がくる」(2020~2021)の戦国大名・斎藤道三役が絶賛され、昨年11月に公開された倉本聰原作・脚本の主演映画『海の沈黙』では孤高の天才画家をカリスマ性たっぷりに演じていた本木だが、「阿修羅のごとく」では180度異なるキャラクターに挑戦。2016年公開の映画『永い言い訳』で演じた人気作家役も亡き妻をまるで理解していない傲慢なキャラクターだったが、本作では持ち前のオーラを消し去り小市民に。尾野真千子を相手に受けの演技に徹し、SNSでは「この役を演じるのは本当にびっくり」など驚きの声が。

 「2枚目感を消し去った演技」「オーラ消した演技も出来るのだなあ」「昭和の旦那さんぶりが素晴らしすぎる」「口数の多いズルい男で適役」「めちゃ昭和」「ハマり過ぎでしょ」「こんな凄い役者さんなんやなぁ」と沸いている。(石川友里恵)

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