ドラマ版「ハリー・ポッター」今、どうなっている？【最新情報まとめ】

　それ以外にも、ネットには噂が続々。ダブルドア校長役には『シャザム！～神々の怒り～』のマーク・ストロングも噂に。また、故マギー・スミスが演じたマクゴナガル先生役には、『ブラック・ウィドウ』のレイチェル・ワイズや、ドラマ「バッド・シスターズ」でエミー賞主演女優賞ノミネートのシャロン・ホーガンという声も。故ロビー・コルトレーンが演じたホグワーツの森の番人ハグリット役には、ドラマ「テッド・ラッソ：破天荒コーチがゆく」のブレット・ゴールドスタインも噂になっている。

　また、キャスティングについて、ショーランナー兼脚本家のフランチェスカ・ガーディナーは「主要キャラクターは原作小説に書かれている通りの年齢にしたいので、スネイプ先生は31歳、ハリーの両親のリリーとジェームズは21歳に設定したい」と発言している。となると、かなり若い俳優が演じることになるかもしれない。

　一番気になるハリー、ロン、ハーマイオニーや、彼らの友人たちの配役については、昨年9月から、一般公募による大規模なキャスティングコールが進行中。応募条件は、英国またはアイルランド在住で、2025年4月時点で9歳～11歳なこと。ちなみに映画版のキャストが決定した2000年に、ハリー役、ハーマイオニー役、ロン役の俳優3人は10歳～12歳だった。

　このオーディションへの応募には、2つの映像が必要。一つは30秒以内の（『ハリー・ポッター』関連作以外の）短編小説または詩の朗読をする映像。もう一つは、1分以内の自分自身や家族、友人を紹介する映像。すでに昨年9月時点で、毎日500～1,000のオーディションテープが届いていて、3万2,000人の子供たちをオーディションすることになるそう。本年の夏の撮影開始に向けて、本年1月には、その中から選んだ少数の候補者たちのワークショップを始める予定とのことで、夏までには主要キャストの発表がありそうだ。

ドラマはいつ見られる？

　企画発表当初は、2026年配信と発表されていたが、現時点では2027年初旬の可能性も出てきている。公式発表はされていないが、昨年12月のワーナー・ディスカバリーのグローバル・ストリーミング・チーフ、JB・ペレットの発言によれば、配信開始は2027になる可能性もあるとのこと。とりあえず、本年夏から英国のワーナー・ブラザース・スタジオ・リーブスデンで撮影が始まることは公式発表されている。この夏の撮影開始に向けて、これからいろんなニュースが飛び込んできそうだ。（平沢薫）

【放送スケジュール】

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は1月17日（金）夜9時00分～11時24分※30分拡大　
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』は1月24日（金）夜9時00分～11時24分※30分拡大
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は1月31日（金）夜9時00分～11時24分※30分拡大