八木優希、香取慎吾と「薔薇のない花屋」以来の共演 「日本一の最低男」山口紗弥加＆松田るか出演

　香取慎吾主演の木曜劇場「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」（フジテレビ系・毎週木曜22時～22時54分）の来週23日に放送される第3話に、山口紗弥加、松田るか、八木優希が出演することが明らかになった。八木は、2008年放送の香取主演ドラマ「薔薇のない花屋」（フジテレビ系）にも出演しており、当時、親子役で話題となった香取と17年ぶりのドラマ共演を果たした。

　「日本一の最低男」は、選挙当選のためにイメージアップを狙い、シングルファーザーの義弟・小原正助（志尊淳）とその子どもたちと暮らすことになった主人公・大森一平（香取慎吾）が、次第に家族の問題と真剣に向き合い、本気で社会を変えようとする姿を描いた作品。第3話では、一平が小学5年生の姪・小原ひまり（増田梨沙）の不登校を自身の選挙支援者を増やすための思惑に利用する“最低男”っぷりを発揮する。

　山口はひまりが通う小学校のPTA副会長・立松紀子役、松田はひまりのクラス担任教師・丹野菜摘役で出演。そして八木は、正助が働くフォーピース保育園の同僚保育士・栗田好美を演じる。

　香取との再共演が目標だったという八木は「ご連絡をいただいた時は夢かと思いました」と歓喜。「現場で昔と同じように話しかけてくださり毎回の撮影がとても楽しいです」とコメントしている。山口、松田、八木のコメント全文は以下の通り。（編集部・入倉功一）

山口紗弥加

子どもとの向き合い方に思い悩む母親、立松紀子を演じます。息子役の森優理斗くんとは2度目の親子共演なのですが、最初の出会いは優理斗くんが4歳の頃、追いすがる彼を布団に投げ飛ばすようなとんでもない母でした。役とはいえ、年齢など関係なく、役者同士、本気です。“あの時はごめんね”と伝えたら“全然大丈夫！”と笑顔で返してくれた上に、“この仕事が大好き！　勉強と二刀流で行くよ！”と頼もしい言葉まで。あの瞬間の特別にうれしい気持ちと、ほっとしたような、心がほわっと温まる感覚、たった数日間の母親役はとてもしあわせな時間でした。
そして、撮影の合間で突如起こった“香取さんとの写真撮影会”でどさくさに紛れてゲットしたスターとの記念写真は私の密かな宝物です。

松田るか

私が想像するよりもはるかに教師の仕事は忙しく、子どもたちの心の声を落ち着いて聞ける環境、大人へ話をしやすくする環境を作ることの難しさを感じてしまいました。どうしても生徒一人ひとりに十分な時間を割けない中、それでも生徒に寄り添いたいと言う教師のジレンマを感じ、いま私に出来ることは何だろうと考えるきっかけになりました。
撮影現場は穏やかで、皆様のチームワークが出来上がっていました。カメラが回っていない間、正助さんとひまりさんが楽しそうにお話ししているのを見て、とても仲良しな親子だなぁと、先生はしみじみ思っていましたよ！

八木優希

目標だった香取さんとの再共演、ご連絡をいただいた時は夢かと思いました。身が引き締まる思いとともに、また一緒にお芝居ができることがうれしくて仕方なかったです。久しぶりの共演なので緊張するかな？　と思ったのですが、現場で昔と同じように話しかけてくださり毎回の撮影がとても楽しいです。
志尊さん演じる小原正助が勤める保育園の先生役として参加させていただきました。新人の先生で、園のルールと自身のキャパとの間に溝があり悩みを抱えている、という役どころです。保育園のシーンが多く、現場は子どもたちがたくさんいて、とても賑やかでパワーをもらっています。生徒役をやっていた私が、ついに先生役ができるようになったんだなと…感慨深いです。