「ウルトラマンアーク」最終話、感動ラストで大団円 アーク衝撃の“地球一周光線”に視聴者騒然
シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年1月18日 10時24分
特撮ドラマ「ウルトラマンアーク」(テレビ東京系)の最終話となる第25話「走れ、ユウマ!」が、18日に放送された。最後の戦いに挑むウルトラマンアークと怪獣防災科学調査所「SKIP」メンバー。「アーク」の世界観にふさわしい、優しくて感動的なフィナーレで堂々完結した。(以下、最終話のネタバレを含みます)
「ウルトラマンアーク」は、豊かな想像力を持つ主人公・飛世ユウマ(戸塚有輝)と光の使者“ルティオン”が一体化して誕生した光の巨人・ウルトラマンアークの戦いを描く物語。最終話では、暗黒宇宙卿ゼ・ズーの腹心スイード(佐藤江梨子)に使役された夢幻獣ギルバグを相手に、ユウマたちが最後の戦いに挑んだ。
夢を操るギルバグは、自身の能力でユウマに幻を見せ、アークの関係を割こうとした。ユウマは父・飛世テツヤ(萩原聖人)や母・飛世タカコ(牧佳子)の後押しで、再びアークに変身。相棒の石堂シュウ(金田昇)、夏目リン(水谷果穂)や伴ヒロシ(西興一朗)らSKIPメンバーや地球防衛隊の援護もあり、最後は新たなキューブ「ミラクルアークキューブ」の力でギルバグを撃破した。
最後の敵は、巨大化したスイードの星人態だった。超人的なパワーでアークを圧倒するが、アークもそれに負けじと想像力を最大限に発揮。最終必殺技「アークファイナライズ」を繰り出すと、アークは光線を放ったまま後ろ向きで地球を一周し、スイードと背中合わせになり、光線を波だたせてスイードを撃ち抜いた。想像力を解き放ってきたウルトラマンアークの斜め上すぎる発想に、「地球一周光線は初めて見た」「とんでもない想像力」と衝撃を受ける視聴者が続出した。
感動のラストは、銀河へ旅立つユウマとSKIPメンバーの“別れ”が描かれた。相棒のシュウに腕時計を託すユウマ。別れを惜しむようにユウマを抱き寄せるシュウ。それを見守るリンとヒロシを、アークは“ウルトラハグ”で優しく包み込んだ。主題歌「arc jump'n to the sky」が流れるエンドロールでは、怪獣ホットラインにかかってきた電話の“相手”に歓喜するSKIPメンバーの姿が映し出された。
テレビシリーズは完結したが、2月には劇場版『ウルトラマンアーク THE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアーク』(2025年2月21日全国公開)が控えている。映画では、ユウマに究極の試練が課せられ、ウルトラマンアークに似た謎の巨人「ギルアーク」が襲いかかる。(編集部・倉本拓弥)
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