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「ホットスポット」宇宙人・高橋、イーサン・ハント“風”の活躍に沸く

シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年1月20日 0時46分

 バカリズム脚本・市川実日子主演の日本テレビ系ドラマ「ホットスポット」(毎週日曜よる10時30分~)の第2話が19日に放送。冒頭、巷を騒がせていたミステリー・サークルの伏線回収、そして宇宙人・高橋(角田晃広)の驚くべき活躍にSNSでは終始wマークのコメントでにぎわい、タイトルのほか「高橋さん」がXのトレンド上位にランクインした(※一部ネタバレあり)。

 「ブラッシュアップライフ」チームが再集結したとあって細かすぎる女子トークや「あるある」も大人気の本作。前話で、職場の同僚・高橋の正体が宇宙人であることを知ったホテルマンの清美(市川実日子)。高橋から「誰にも言わないでね」とクギを刺されたにもかかわらず、地元の幼馴染・葉月(鈴木杏)と美波(平岩紙)に即しゃべってしまい、以来、4人は秘密を共有することに。第2話では、清美、葉月、美波の高橋の扱いが雑になり、高橋はもはや“便利屋”と化しつつあった。

 今回の高橋のミッションは、小学校の教師である葉月からの依頼。なんでも、体育館の天井にバレーボールが挟まってしまい、葉月がとろうとしてさらに2つのボールが挟まってしまったため、高橋にとってほしいという。「ダメだよ!」と拒否する高橋に、SNSでは「高橋さん=便利屋の扱い」「都合よく使われる宇宙人」「能力のハードル低くなっている気がするw」と同情(笑い)が寄せられていたが、清美は深刻そうに「学級崩壊につながるかもしれない」「幼なじみの教師生命にかかわる」と圧をかけ、高橋は渋々「わかったよ、特別にね…」とその“しょうもない”お願いごとを引き受けるハメになった。

 高橋の不憫な扱いもさることながら、特に沸いていたのが下手をすると警察に捕まるかもしれないミッションに戦々恐々と挑む高橋と、彼の帰りを車で待つ女子3人の温度差。高橋を待っている間のためか美波が大量のお菓子が買い込んでいたが、“高橋用”と思しきお菓子も用意されていた。それが「黒飴」「かるめ焼」など渋いものばかりで、高橋は「完全に年寄り対応だ」と抗議。その流れで子供の頃にしていた遊びの話になり、3人は高橋の時代に行われていただろう遊びとして「竹馬」「お手玉」「ハンカチ落とし」などと推測。ことごとく年寄り扱いされる高橋に「ハンカチ落とし、久々に聞いたw」など同情(笑い)が寄せられていた。

 また、深夜の学校に忍び込む(不法侵入)ための全身黒づくめの高橋は一見『ミッション:インポッシブル』シリーズでトム・クルーズが演じるスパイ、イーサン・ハントを思わせる雰囲気だったが、SNSでは「不審者にしか見えないw」と爆笑。天井に挟まったボールをとり着地する神業では、ヒーロー風のポーズでキメたもののいまいち迫力のない高橋。しかし、最後の最後にミステリー・サークル(落書き)の伏線が回収される展開では、高橋が驚くべき活躍を見せたうえに清美が彼に持たせた「黒飴」が意外な形で役立つこととなり「高橋さんの躍動感」「今日の高橋さんかっこよかったね」「あんなのズルいよ」「かっこいいシーンなのに大笑いさせてくれる角ちゃんさすが」「フリ、オチ、伏線回収が詰まってて完成度が高い」と歓喜の声に沸いた。

 ちなみに高橋が「熱と筋肉痛と関節痛と口内炎」の副作用が出るだろうと話す場面では、新事実としてホテルの温泉の意外な効能が明かされた。(石川友里恵)

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