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本木雅弘、Koki,に「パパスタイルなのね」と驚き 急遽の本読みもセリフ丸暗記

シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年1月25日 14時38分

 女優、モデルのKoki,が25日、都内で行われたアイスランド映画『TOUCH/タッチ』(公開中)の公開記念舞台あいさつに本木雅弘、中村雅俊と登壇。本木から芝居に臨む姿勢を「パパスタイルなのね」と評される一幕があった。

 本作は、2020年にアイスランドで発売されベストセラーになったオーラフル・ヨーハン・オーラフソンの小説を実写化したラブロマンス。初期の認知症と診断された、アイスランドでレストランを経営するクリストファー(エギル・オラフソン)。コロナ禍で国境が封鎖され始める中、彼は50年前の学生時代に働いていたロンドンの日本料理店経営者・高橋(本木)の娘で、恋人同士であったものの高橋と共に突然姿を消したミコ(Koki,)を捜すことを決意し、日本へ向かう。

 Koki,と親子役で共演した本木は「最初は大丈夫かな? と思うところがありました。個人的には精神的にマッチョな昭和の頑固おやじがイメージだったんじゃないかな? というのがありました」と吐露。また「Koki,さんとは共通の知人がおりまして、その方が主催する新年会とか、餅つきとか、夏の何とかとかいうパーティーの席で幼少の頃から知っていて、そういう意味では我が子を見るような眩しい気持ちで見守っていました」と関係性も明かしつつ、「お世辞ではなく、Koki,さんとパルミ(・コルマウクル/1957年のクリストファー役)さん、二人ともまだ無垢な部分を持ちながら、ものすごく積極的に前進していこうとする両方の魅力をちょうどよく抱えていました」と評価。「Koki,さんは小さい頃からイギリス系の学校に通っていたのでブリティッシュイングリッシュばっちりだし、選ばれし役が届いたんだな……という感じで見ていました」と振り返る。

 さらに、2022年10月頃にロンドンで初めて行われた本読みを思い返す本木は、「急に言われて(本読みが)あったんですが、Koki,さんが台詞を全部暗記していて、それに驚いて、あー、パパスタイルなんだね(と思った)。お父様も本読みの時は完ぺきに入れているという噂を業界内で聞くので、そういうことか…と思ったりしました」と木村拓哉の噂を交えて話し、Koki,を笑わせる。

 Koki,が本木との共演について「本当に光栄に思いましたし、ものすごく尊敬する方の演技を間近で見られて本当に幸せだなと思いました。たくさん学ばせていただきました」と真摯に語った際も、本木は「パパに電話してると言ってましたよ」とさらなる木村親子の情報をリークし、会場の笑いをさらった。(錦怜那)

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