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「日本一の最低男」不登校に対する一平の持論に反響

シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年1月24日 4時2分

 香取慎吾主演のフジテレビ木曜劇場「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(毎週木曜22時~22時54分)の23日放送・第3話では、香取演じる一平が姪っ子のひまり(増田梨沙)をきっかけに不登校に悩める子供たちに向き合う展開となり、またしても“不純な動機”からのスタートだったはずが視聴者の間で人気爆上がり。とりわけ一平がひまりに語り掛けたある名言が注目を浴びた(※一部ネタバレあり)。

 選挙当選のためにイメージアップを狙い、シングルファーザーの義弟・小原正助(志尊淳)とその子どもたちと暮らすことになった主人公・大森一平(香取)の目まぐるしい日々を追う本作。第3話では、一平が「姪っ子の不登校をきっかけにPTAの親たちに食い込めば選挙の時に強力な応援団になってくれる」と新たな野望を掲げ、奮闘するさまが描かれた。

~以下、第3話のネタバレを含みます~

 初めは一平が幼なじみ・真壁考次郎(安田顕)の叔父であり、地元で揺るぎない権力を持つ区長・長谷川清司郎(堺正章)に近づき、区内の小学校の不登校支援強化を模索する彼にごますり。「不登校の大半は子供に甘すぎる親の責任だ」と言い切る彼に話を合わせる一平だったが、ひまりの気持ちに寄り添おうとすればするほど突き放され“子育てに失敗した”と自分自身を責める正助、そしてPTA副会長・立松紀子(山口紗弥加)の息子で同じく不登校の少年と知り合ったことで、いつしか彼らの気持ちを理解することに。これまで前に進めずにいたひまりと少年の背中を押したのは、なんと一平だった。

 とりわけ視聴者を揺さぶったのが、一平がドア越しにひまりに語りかけた言葉。初めは不登校は問題だと考えていたが、それが誤りであったと気づいたといい「どうしても今の形の学校が合わない子たちがいるんだよ。学校に行かないことが問題だと思ってる大人たちが問題なんだ」と真摯に話し、考次郎には「学校に通ってる子もエラいし、通えなくても自分なりに勉強してる子もエラい。それぞれに合わせた多様な学びの場を確保することが大事」との気付きを話していた。

 そうして思いがけず子供たちの心を開いた一平に、SNSでは「今日は泣けた~」「一平さんが叔父さんなのめっちゃ羨ましい」「動機は最低だけど、結局やってることは最高」「一平おじさん素敵すぎて恋に落ちそう」「一平さんは絶対、家族想いの良い人だよね」「一平おじさんに救われました」「一平さんの行動力素敵過ぎ」「なんやかんや頼りになるね」と怒濤のごとくリアクションが寄せられ、癒やされる視聴者が続出。一平が不敵な笑みを浮かべる“お約束”のラストも「いい人を演じてるように思えない」「どれだけ最後に悪い顔しててもなんか憎めない」と今では微笑ましく見る声が多い。

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