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溝端淳平、キャプテン・アメリカを継承する覚悟と責任 サム役声優11年「一から作っていく思いで」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年2月8日 8時2分

 そんな中、新キャプテン・アメリカの日本版声優が決まったタイミングで、アンソニー・マッキー本人に直接会うことができた。「かなり緊張した状態でご挨拶に行ったのですが、会った瞬間、すごく気さくに『会えて嬉しいよ』と言ってくれて、アンソニーさんから写真を撮ろうと提案してくださったんです。人の気持ちを察して、寄り添う優しさはサムと通ずる部分がありますよね。『11年間、あなたの声を担当させていただきました』と直接伝えると、すごく喜んでくださって。ジョークを言ってくれたりもしました」

今の時代に相応しいリーダー像

 PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患う退役軍人のカウンセラーを務めていたサムは、スティーブと出会い、ファルコンとして戦いに身を投じ、アベンジャーズの一員として活躍した。初登場作品の『ウィンター・ソルジャー』から、サムは数多くの戦いを乗り越え、新たな友と出会い、戦友との別れを経験してきた。溝端は、サムの成長をどのように捉えているのだろうか。

 「サム自身はアベンジャーズの一員として、トニー・スターク/アイアンマンの最期や、スティーブの引退も見届けています。いろいろな仲間との出会いや別れなど、百戦錬磨の経験を積んできたので、そういう意味では、(『ウィンター・ソルジャー』で)スティーブにランニングで抜かれていた頃とは全然違うと思います」

 「変わったと思うのは、自分が先頭になって(みんなを)引っ張っていくところです。今までは周りの状況を見て支えるバランサー的な役割を担っていたかと思いますが、キャプテン・アメリカになってからは、背中で語るといいますか、先陣を切るようになった。もちろん、いろいろな立場の人たちの気持ちを察する優しさは、当時から変わっていません。優しすぎるがゆえに全部受け止めてしまう部分は、サムの良さであり、同時に脆さでもある。そういった部分も、変わらぬ魅力かなと思います」

 『ブレイブ・ニュー・ワールド』で描かれる新キャプテン・アメリカのリーダー像に、溝端は「今の時代に相応しいのではないかと思います」と大きな期待を寄せた。「サムとホアキン・トレス(2代目ファルコン)との兄弟のような掛け合いもすごく面白いです。ヒーロー映画らしい戦闘シーンもありますが、優しい映画になっています。老若男女、心が救われるような作品になっているはずです」(取材・文:編集部・倉本拓弥)

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は2月14日(金)日米同時公開

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