「べらぼう」素顔で出演の鉄拳に衝撃…！「言われないと絶対わからない」

　横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」（毎週日曜NHK総合よる8時～ほかで放送中）の26日放送・第4回で、お笑い芸人、パラパラ漫画家の鉄拳演じる絵師の礒田湖龍斎（いそだ・こりゅうさい）が初登場。白塗りのメイクがトレードマークの鉄拳だが、本作では素顔での出演とあってSNSでは「誰かわからない」と驚きの声が寄せられている（※一部ネタバレあり）。

　第4回「『雛(ひな)形若菜』の甘い罠」では、蔦重が吉原に客を取り戻すためのプロモーションとして作り上げた入銀本「一目千本」（女郎たちを花に見立てて紹介する本）のさらなる一手として、呉服屋とタイアップした錦絵に着手するさまが描かれた。その企画には地本問屋の西村屋（西村まさ彦）が加わり、絵師たちに人脈のある彼の計らいにより、絵師は美人画を得意とする礒田湖龍斎に決まった。

　劇中、湖龍斎が絵を描くシーンもあったが、鉄拳いわく手元は吹替えなし。セリフは「（摺り上がった錦絵に対しての）うーん…よく仕上がっておる」の一言のみだったが素顔での町人姿が新鮮に映ったようでネットでは「素顔の鉄拳マジで分からないわ」「言われないと絶対わからない」「出てたの知らなきゃ絶対気づかない」「別人みたいだけど喋ると鉄拳さんw」「喋るとめっちゃ鉄拳さん」「髷と着物が似合いすぎる」「イケオジ」など大盛り上がり。「この人が鉄拳さん？」「鉄拳!?」と半信半疑の声もあった。

　なお、鉄拳にとって大河ドラマの出演はこれが初。テレビドラマへの出演は「海の上の診療所」（2013年・倉科岳文名義）以来、約12年ぶり。絵師を演じるため、自宅で浮世絵の練習を約1か月、毎回4時間にわたって行ったという。（石川友里恵）