「べらぼう」冨永愛“黒い”大奥総取締役に「上様」コールやまず
シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年1月26日 21時54分
横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほかで放送中)の26日放送・第4回では冨永愛演じる大奥総取締・高岳と、老中・松平武元(石坂浩二)との“黒い”会話が見られ、冨永の当たり役となったドラマ「大奥」の将軍・徳川吉宗を思い起こす視聴者が続出した(※一部ネタバレあり)。
第4回「『雛(ひな)形若菜』の甘い罠」では、田安家当主・治察(入江甚儀)が急死する場面からスタート。治察の弟・賢丸(寺田心)はお家を守るべく、白河松平家への養子入りを断ることを決意し、老中の松平武元に協力を依頼する。一方、武元は大奥総取締・高岳に将軍・徳川家治(眞島秀和)への口添えを頼む……。
初めは「田沼様よりお取り次ぎいただくのが筋のお話かと」とクールに返す高岳だったが、すかさず武元は翡翠の香炉を差し出した。ここでは高岳の是非は明かされなかったが、後の場面でどうやらこの話をのんだことが判明する。
冨永と言えば、本作と同じ森下桂子が脚本を務めたドラマ「大奥」では、質素倹約を掲げる将軍・吉宗を好演。贅沢を嫌い、忖度なしの政策をなす人物だったが、高岳は今のところその真逆といっても過言ではないキャラクター。着物も金の入った絢爛豪華なもので、“袖の下”も受け入れてしまう。しかし、SNSでは「大奥」の吉宗を思い浮かべる声が多く、登場するなり「吉宗公!」「上様!」コールが。
「どうしても吉宗がちらつく」「つい上様と呼びたくなる」「迫力が凄まじい」「上様でないのことに違和感」とシビれる視聴者の声で盛り上がっている。
冨永愛は、本作への出演発表時に「2023年放送のNHKドラマ10『大奥』で、初めて時代劇に出演させていただき、素晴らしい経験をさせていただきましたので、また時代劇に出演できることをとても嬉しく思いました。その経験を生かし、新たな役を私らしく演じたいと思います。大奥総取締の高岳という人物は、歴史的記述にはあまり残っていない人物ですが、大奥という特殊な組織の中で、彼女がどのような思いで采配を振るい、何を目指していたのか、この『べらぼう』物語の中での高岳の生き様を是非楽しみにしていてください」とコメントを寄せていた。
なお、本作には「大奥」組のキャストが集結。安達祐実(松平定信役)、風間俊介(杉下役)、木村了(中澤役)、中村蒼(徳川家斉)、愛希れいか(13代将軍・徳川家定役)、山村紅葉(土御門役)らが名を連ねる。(石川友里恵)
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