黒猫の美しく壮大な旅路 ギレルモ・デル・トロ絶賛『Flow』日本版特報映像が公開
シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年1月28日 11時0分
第97回アカデミー賞で長編アニメ映画賞、国際長編映画賞の2部門にノミネートされた映画『Flow』から、洪水にのまれつつある世界をただよう、一匹の猫を描いた新たなポスタービジュアルと、幻想的な世界を映し出す日本版特報映像が公開された。
本作は、監督・製作・編集・音楽を手掛けた長編アニメ『Away』で、24歳にして長編デビューを飾ったラトビアのクリエイター、ギンツ・ジルバロディス監督の長編2作目。スタッフは40人から50人、制作費は最大400万ドル(約6億円)という、長編アニメ制作の常識からすると極めて小規模なインディペンデントな体制で制作されながら、大作が並んだ第82回ゴールデン・グローブ賞において、ラトビア映画史上初のアニメーション映画賞を受賞する快挙を成し遂げた。
本編で描かれるのは、洪水に呑まれつつある世界を舞台に、時には運命に抗い、時には流され漂う一匹の猫と、道中を共にするさまざまな動物たちを見つめる、圧巻の映像体験。セリフは一切なく、静謐で幻想的な映像美のなか、種族を超えたドラマが描かれる。
ギンツ監督が「この作品は、とても個人的なストーリーでもあります。かつての作品では全て1人で手掛けていた私が、本作では主人公の猫のように、チームを組み協力すること、仲間を信頼すること、違いを乗り越えることを学びました」と語るとおり、主人公の猫はもちろん、共に旅をする動物たちが各々の魅力を全開にした、成長しながら旅をしていく様にも注目だ。
ポスタービジュアルは光の漏れる浅い水中にいる主人公の猫の丸い目と、猫を囲む色とりどりの魚たちに思わず目を奪われる仕上がり。特報映像では、作品の最大の魅力である圧倒的な映像美やスケール感と共に、かわいらしくもリアリティあふれる猫や犬のアニメーションに目を奪われ、ギレルモ・デル・トロ監督が「アニメーションの未来の壮大な幕開け」と激賞した映像体験への期待が高まる。(編集部・入倉功一)
映画『Flow』は2025年3月14日よりTOHOシネマズ 日比谷ほかで全国公開
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