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「相棒」でしかできない…稀に見るエピソードに衝撃「切なくてやるせない」【ネタバレあり】

シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年1月30日 0時30分

 20歳くらいで祐希に再会した莉央は、漫画を読んでみたいと言われて原稿を渡したのだという。支援ボランティアに志願したが、かつて小学校のときに「ああいう子とは付き合わないほうがいい」と彩子が言ったため、偽名を使っていたらしい。そして莉央も「私がやりました。私が主犯なんです。証拠もあります」と言い出した。

 初恋の祐希と恋人同士となった莉央は、コンクールに入賞して幸せだったが、女2人と男にひどい目にあわされ、祐希はその場から逃げ出していた。意識不明から目覚めた彼女は、怒りと恨みの中で漫画を描いて平井に見せた。4人を調べた平井は、いずれも更生しており、人間には回復力「レジリエンス」があって罪悪感からも回復してしまうと知り、漫画の通りに4人への復讐を果たしたのだという。

 だが、彩子と莉央、平井の3人での時間は、居心地がよかったと莉央は語る。平井は「レジリエンスとは驚くべきことです」と言い、彩子を愛してしまったと告白する。自首することで2人を守るしかなかったという平井を、右京は「言い訳です」と断罪。「1人の男の身勝手な正義と倫理が、2人の女性の人生を破壊したんです。そして、それはもう二度と、回復しませんよ」と静かな激高を見せた。

 莉央は教唆に問われず釈放され、漫画を描き始めた。右京は彼女に、美味しい紅茶の入れ方を指南した際に約束したおススメの紅茶を渡す。特命係に届いた彼女の新しい漫画を読んだ右京と薫は、それを咀嚼するように静かに飲み物を飲んでいた。「せつなくて救われてるけど救われない感じの暗い話」「この雰囲気好き」「償うべき罪に向き合わずとも立ち直れてしまう現実、それを許せない気持ちリアルなつらさ」と余韻を味わう声があったが、次回予告が出た瞬間、SNSが大きく沸いた。

 次週は、中園参事官(小野了)が誘拐・監禁される物語。「スゴイ重い話のエモいエンディングの後に、中園参事官誘拐って別方向から衝撃与えてくるな」「泣きそうになっちゃったのに捕縛されてる中園参事官で涙引っ込んだじゃんか…」とギャップに衝撃を受けた声が多く、「中園参事官回だ! なんかおもしろそうでよかった!!」「中園参事官の秘密…きになる!!」「てるお!」「いきなり!? これまでメイン回なかったのに!」と大騒ぎだ。確かに中園は、中学生(season11当時)の娘の問題で特命係を動かしたことはあるが、自身が事件に絡むことはほとんどない。どんな活躍を見せるのか、楽しみに待とう。

 ちなみに右京は、1杯分の湯量は150ミリリットル程度、ティーバックはひと袋でティーカップ1杯分が基本、受け皿でふたをして適度に蒸らすと熱心に語っている。いつもはティーポットでいれる右京だが、ティーバックの使い方も熟知してるようだ。右京の、好きなものへの探求心ははかりしれない。(文・早川あゆみ)

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