絶対に逃れられない死の運命…『ファイナル・デスティネーション』14年ぶり新作、予告編が初公開

　絶対に逃れられない「死の運命」に狙われた人々の恐怖を描いた人気ホラー映画『ファイナル・デスティネーション』シリーズ最新作『ファイナル・デスティネーション：ブラッドライン（原題） / Final Destination Bloodlines』のティザー予告編（海外版）が現地時間3日、米ワーナー・ブラザース公式YouTubeチャンネルで初公開された。

　大事故を予知夢によって回避した若者たちが、避けられない運命によって次々と死を迎えていく同シリーズ。これまで、全5作が製作されている。第5弾『ファイナル・デッドブリッジ』（2011）以来14年ぶりとなる新作は、悪夢に苦しめられる大学生ステファニーが、避けられない運命から家族を救うための手がかりを求めて、故郷に帰るさまが描かれる。

　ティザー予告編では、早くも一人目の犠牲者が生まれてしまう。閉店後の薄暗い店内でタトゥーを掘る男の鼻ピアスに、シーリングファンを支えていた鎖が絡まってしまう。男は鎖を外そうともがくが、床に漏れたオイルが発火し、事態は最悪の状況に。シーリングファンは壊れ、男は壮絶な最期を迎える。

　主要キャストにはケイトリン・サンタ・フアナ、テオ・ブリオネスらのほか、過去作からウィリアム・ブラッドワース役の故トニー・トッドさんも名を連ねる。監督は、『FREAKS フリークス　能力者たち』のアダム・スタイン＆ザック・リポフスキー。また、トム・ホランド主演『スパイダーマン』シリーズの監督で知られるジョン・ワッツがプロデューサーとして参加している。5月16日全米公開。（編集部・倉本拓弥）