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恒松祐里「ガンニバル」シーズン2出演決定 村を狂わす女当主役で壮絶演技、衝撃の映像公開

シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年2月6日 6時0分

 俳優の恒松祐里が、柳楽優弥主演のドラマ「ガンニバル」シーズン2に出演することが決定した。キーパーソンとなる女当主・後藤銀の若かりし頃を演じる恒松は、妖艶かつ狂気に満ちた壮絶な演技を披露する。あわせて、恒松演じる後藤銀の狂気が垣間見える特別映像が公開された。

 「ガンニバル」は、二宮正明の人気コミックを実写ドラマ化したヴィレッジ・サイコスリラー。都会から遠く離れた「供花村(くげむら)」に駐在として左遷された警察官・阿川大悟(柳楽)が、「人が喰われているらしい」との噂が流れる村の異常性に気づいていく。最終章となるシーズン2は、供花村にまつわる噂の真相が明らかになる。

 シーズン1で倍賞美津子が演じた後藤銀は、物語が始まるきっかけとなった女性。供花村を牛耳る後藤家のかつての当主であり、謎の歯型が付いた状態で遺体として発見された。回想シーンでも強烈なインパクトを残し、視聴者を恐怖に陥れた。

 若かりし頃の銀は、供花村に狂気のはじまりをもたらした人物で、シーズン2のキーパーソンとなる。美しい黒髪で着物を身にまとい、鋭い目つきで他を寄せ付けない印象を抱かせる。後の後藤家当主として圧倒的な権力を振るう人物にふさわしい出で立ちでありながら、どこか危うい妖艶さを兼ね備えている。

 特別映像は、炎の中で怪しげな表情を見せる若き銀の姿でスタート。「供花村のすべてをウチが奪う! 今度はウチが喰らい尽くす番じゃ!」と絶叫する銀が、鎌を振り上げ襲いかかる衝撃的な瞬間も収められている。

 若き銀を演じる恒松は、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」でヒロインの幼馴染を演じ、Netflixのドラマシリーズ「全裸監督 シーズン2」では体当たり演技を披露した。出演前からドラマを視聴していたという恒松は、「あの血生臭い作品に参加出来ることに怖さもありながらも楽しみな気持ちで挑みました」と撮影を回顧し、「私が演じた銀の生涯はとても壮絶なもので、原作の漫画は直視できないくらい辛い描写が多々描かれています。誰も味方がいない状況で育ち、自分を犠牲にする事でしか生きていけなかった彼女を演じるのはとても辛かったです。何故いつの時代も搾取する側とされる側の人間が存在するのだろうと、日々悶々としながら復讐の気持ちを途切れさせないように撮影に臨んでいました」と語る。

 「ガンニバル」の魅力について、「人間の狂気を存分に味わえる作品でありながら、それぞれのキャラクターの背景がきちんと描かれている」とも話す恒松。「銀に関しても、最初は村に復讐したいという気持ちだけだった彼女に、大切なものが出来てそれを守りたいという気持ちが生まれる。前半と後半で銀の動機に変化があるのでそこに注目して頂けたらと思います。変化を遂げた彼女の『お前が生きていける世界をわしが作ってやる』というセリフは非常に印象的で心に残っています」とアピールした。

 プロデューサーの山本晃久は、「後藤銀役は倍賞美津子さんが演じられている為、そもそも銀の若い頃は並大抵の方では務まらないと思っていました。人心を掌握する底知れない目力と度量を持つ俳優をと話していた時、片山(慎三)監督から恒松祐里さんの名前が挙がり、その瞬間に彼女しかないと思いました」と恒松の起用理由を説明。「彼女が演じた『後藤銀』が、後藤家に隠された過去の物語により一層深みと迫真性を持たせてくれたと感じています」と自信をのぞかせた。(編集部・倉本拓弥)

「ガンニバル」シーズン2、ディズニープラス「スター」で3月19日(水)より独占配信

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