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第6回大島渚賞に山中瑶子監督 河合優実主演『ナミビアの砂漠』

シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年2月12日 12時0分

 「ぴあフィルムフェスティバル」(以下、PFF)が2019年に創設した映画賞「大島渚賞」の第6回受賞者が12日に発表され、映画『ナミビアの砂漠』の山中瑶子監督が選ばれた。

 「大島渚賞」は、高い志を持って世界に挑戦していった大島監督に続く次世代の監督を期待と称賛を込めて顕彰する賞。世界へ羽ばたこうとする、若く新しい才能に対して贈られる。

 山中監督は、19歳で初監督した『あみこ』がPFFアワード2017に入選し、第68回ベルリン国際映画祭をはじめ海外映画祭で上映され注目を浴びた。「大島渚賞」の初代審査員長を務めた坂本龍一さんも『あみこ』を鑑賞し、当時からその才能を絶賛していた。

 今回の対象となった『ナミビアの砂漠』は、河合優実を主演に迎え、何に対しても情熱を持てず行き場のない感情を抱える21歳の女性カナの日常を描いた作品。第77回カンヌ国際映画祭の監督週間に出品され、女性監督として史上最年少となる国際映画批評家連盟賞を受賞した。「大島渚賞」審査員長を務める映画監督の黒沢清は、本作について「嵐のごとく怒り狂った果てに、彼女はふと正解をつかんだようだ」とコメントを寄せている。

 受賞者の決定に伴い、3月16日に東京・丸ビルホールで記念上映会を開催する。例年、受賞監督作品と共に上映される大島渚監督作品は『愛のコリーダ』に決定。さらに当日は、山中監督(ビデオトーク)、審査員長の黒沢清、そして『愛のコリーダ』主演の藤竜也によるトークを予定している。(編集部・入倉功一)

第6回大島渚賞記念上映会『愛のコリーダ』『ナミビアの砂漠』同時上映は丸ビルホール(丸ビル7階)にて3月16日(日)14:00開映(13:30開場/19:45頃終了予定)
チケット(1日券)一般:2,500円、学生:1,000円※2月19日(水)0時よりチケットぴあ発売

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