宝塚退団から1年…明日海りお、女優として掲げる理想

シネマトゥデイ セレブゴシップ / 2020年9月22日 7時2分

女優として本格始動する明日海りお

 ディズニー実写版『ムーラン』で、日本版声優に初挑戦した女優の明日海りお。昨年11月に16年在籍した宝塚歌劇団を退団し、新たなスタートを切った彼女が、“女優・明日海りお”としての理想や今後について語った。

 2003年に89期生として宝塚歌劇団に入団した明日海は、2014年5月から花組トップスターに就任し、5年半にわたり数多くの舞台で活躍。2019年11月の舞台「A Fairy Tale −青い薔薇の精−」「シャルム!」東京公演千秋楽をもって宝塚を退団後、女優として再出発を果たした彼女は、退団後の初仕事として本作の主人公・ムーランの日本版声優を務めた。

 宝塚退団からまもなく1年が経つ明日海は、この1年で新たなフィールドで活動することに新鮮さを感じたという。「今までは舞台が主戦場だったので、声優・雑誌などの仕事に挑戦してみると、表現方法が全然違うんだなと驚きがありましたね。みなさん普通に仕事をこなしているように見えるんですけど、実は様々な技術を習得するなど、ものすごく研究されていて。そういったところに奥深さを感じました」

 「宝塚を退団しても、“心を柔軟に動かす”ということは変わらないです。そこは今も偽りなく、大切だと思っています」と演技との向き合い方について語る明日海。「舞台も声優もそうなのですが、常に相手との距離感や『今どんな空間の中にいるのか』ということを感じるのが必要になります」という彼女は、声優と舞台の表現方法についてこう語る。「舞台は全てのお客様に届くように動作で見せることが多いのですが、声優はより繊細で緻密な表現が必要とされていて……。今回その違いを知れたことで、自分の中で伸ばしたいという意識も芽生えましたし、もっと挑戦したいという気持ちになれました」

 明日海は、退団後初の舞台となる「ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』」(2021年上演)が控えるなど、今後も更なる活躍が期待される。“女優・明日海りお”の本格始動にあたり、本人は「あくまでも理想ですが、『明日海りおは宝塚辞めてこういう形で活動していくんだ』といった、特定のイメージを固めたくない」と語っており、「ファンの方や作品を観てくださる方に、『あっ、こういう感じの役も似合うんだ』と良い意味で驚いてほしいんです。悪役もできたら良いですし、いろんな役に挑戦したい。結果がつながっていくように、一つ一つのお仕事を真摯に挑戦していきたいです」と決意を新たにした。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

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