駐車しやすい軽自動車、5つのチェックポイント

clicccar / 2014年9月23日 11時33分

運転免許の取得から何年経っても駐車に苦手意識があるというドライバーは少なくないようです。

そうしたドライバーにとって、全長3.3m、全幅1.48mというサイズで共通の軽自動車は強い味方。「停めやすさ」で軽自動車を選ぶユーザーがいるというのも珍しい話ではありません。

全長・全幅が共通だから、どれを選んでも駐車のしやすさは変わらないと思いがちですが、実際に駐車させてみると、車種ごとにけっこうな違いがあることが実感できます。

そうした違いはどこから生まれてくるのでしょうか。

 

1.ドアミラーで見るボディサイズのフラット感

通常、縦列駐車を行なう際にはドアミラーで距離をはかりながらクルマを寄せていきます。また、駐車場では白線との距離感でクルマを枠内の収めようとします。そうしたときに、ドアミラーとボディの関係によっては歪んで見えてしまい、まっすぐがわかりづらいケースもあるのです。とくにキャラクターライン(ボディサイドに入った凹凸)が錯覚させてしまうこともあるので、実際に運転席で確認するといいでしょう。

最近のモデルでは、スズキ・ワゴンRが「まっすぐ」に見やすいミラー位置とサイドパネル形状という印象です。

2.ホイールベースが短く、ステアリング切れ角が大きいこと

全長、全幅が同じ軽自動車ですが、カタログ値の最小回転半径には違いがあります。というのも、最小回転半径はホイールベースが短いほど、ステアリング切れ角が大きいほど小さくできるものだからです。そして、傾向として、スライドドアのトールワゴンはホイールベースが長く、タイヤサイズが大きいモデルは切れ角が小さくなります。

逆に、ホイールベースが短いのは、フロントタイヤの上に運転席のあるキャプオーバーの軽トラック。タイヤの上に座っているというのは慣れるまでは運転しづらい面もありますが、狭い場所での駐車しやすさでは群を抜いています。

3.死角が少なく、振り返って確認しやすいこと

単純に白線の枠内に停めるだけであれば、左右のドアミラーと白線を見ながら駐車すればいいともいえますが、何かが飛び出しているケースでは後ろを振り返って目視したいこともあります。また、ドアミラーは補助的に使い、基本的には振り返って後進で駐車するというドライバーもいるでしょう。

そうしたときの駐車しやすさに直結するのは後方視界です。基本的にはウインドウが大きく、ピラーが細いのが理想。コペンのようなオープンカーで屋根を開けた状態で駐車してみると、そうした後方視界のメリットは実感できます。さすがにオープンで停めるわけにはいきませんが、後方視界はそれだけ大事なのです。

ここからは車種別・メーカー別の「駐車しやすい」二大装備を紹介しましょう。

4.ホンダN-BOXの「ピタ駐ミラー」

ホンダの人気モデルN-BOX全車に標準装備されている「ピタ駐ミラー」は、助手席側Aピラーで確認できるサイドビューサポートミラーと広角ドアミラー、そしてハイマウントストップランプのケースに一体化された後方視角支援ミラーで構成されるもので、電子デバイスを使うことなく、鏡やレンズをうまく組み合わせることで、死角を減らすというアイデアアイテムです。

サイドビューサポートミラーは路肩などに寄せやすくサポート、広角ドアミラーは後輪の位置も確認できます。そして、後方視界支援ミラーは、バックモニターを使わなくとも後方の安全を確認でき、車高の高さをカバーしています。 

5.日産DAYZと三菱eKの「アラウンドビューモニター」

日産のデイズ・シリーズ、三菱のeKシリーズの一部グレードに設定されている「アラウンドビューモニター」(三菱では「マルチアラウンドモニター」と呼びます)は、空中からクルマを見下ろしているような視点で周囲の状況を確認できるもので、室内のバックミラーに表示する電子デバイスです。

これにより、目標に対して車体が曲がっていないか、隣とのスペースは十分に確保されているかなどが確認できる、便利な装備なのです。

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