トヨタがインド市場における新車販売戦略を見直しへ

clicccar / 2014年9月29日 6時3分

インド自動車工業会(SIAM)によると、2014年8月の国内新車販売台数は26.2万台(前年同月比+8.7%)で、うち乗用車販売は21.4万台(同+12.5%)。

<インドに於ける乗用車販売台数と市場シェア推移> 

インドの新車販売は今年の4月までは前年割れが続いていましたが、5月に新政権が発足して以来、4カ月連続でプラス成長となっており、消費者心理の改善が進んでいることから自動車産業は緩やかながらも確実に回復傾向にあるようです。

ブランド別の販売台数ではスズキが9.8万台(前年同月比+29.3%)、ヒュンダイが3.4万台(+19.2%)、ホンダが1.7万台(+88%)、トヨタが1.1万台(‐6.6%)、日産が0.4万台(+60.3%)の状況。

<インドに於ける乗用車販売台数と市場シェア推移>

外資系ではスズキとヒュンダイが安定して強く、これにホンダとトヨタが続く構図。

ホンダは小型セダン「アメイズ」や、7月に発売した小型ミニバンの「モビリオ」が好調で、前年同月比+88%増と躍進。

そうした中、トヨタの8月度の販売は前年同月比で‐6.6%減の状況。

トヨタはインド向け低価格車「エティオス」の発売当初、年間販売目標7万台を掲げていたものの、昨年インドで販売した14.7万台の中で同車の販売は6万台に留まっており、価格の安さ以外を重視し始めた中間層向け対応が急務の状況。

こうした状況を打開すべく、顧客の上級志向に対応する考え。

一方、地方向けにはエントリーモデルの5ドアハッチバック「エティオス・リーバ」の投入で拡販に繋げる予定と言います。

さらに派生MPV版の「エティオス・クロス」の投入により顧客層の拡大を狙う模様。

トヨタは今後、インドの新車市場で圧倒的なシェアを誇るスズキや、競合するホンダに対抗すべく、品揃えの充実により早急に巻き返しを図りたい考えのようです。

■TOYOTA INDIA
http://www.toyotabharat.com/

■HONDA INDIA
https://www.hondacarindia.com/

■DATSUN INDIA
http://www.datsun.co.in/

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