市販ナビ初! 全国地図が自動更新されるECLIPSE「AVN」

clicccar / 2014年10月17日 20時33分

以前からカーナビの泣き所といえば、地図や施設などのデータが古くなる点で、CD/DVD、SDカードなどの記録メディアを使ったり、HDDごと書き換えたり、PC経由で更新したり、あるいは通信型の「エアーナビ」が出たりと紆余曲折を経てきました。

トヨタのDCMのように、通信機を搭載した純正ナビなら差分更新も容易で、ほかにも通信機器を備えたナビは珍しくなく、最近ではWi-Fi接続も出てきています。

 

意外なアピールポイントを掲げて登場したのが、富士通テンがリリースした「ECLIPSE」の「AVN」シリーズ。2014年秋の新製品であり、全部で9種類ラインナップされているのですが、市販ナビでは初の全国地図データが自動更新されるサービスを搭載しているという点。

 

ECLIPSEの「AVN」とセンターが常に通信可能となる通信ユニットを付属することで「つながるナビ」に進化。

毎月、センターで更新される最新の全国道路地図が自動でカーナビに更新されるほか、定期的に更新する施設情報を利用したリアルタイム検索など、常に最新のデータを使ったナビとして使えるわけです。

また、2013年モデルより連携を可能にしたスマートフォンでセンターとつないで使える音声対話で検索できる無料アプリ「CarafL(カラフル)」についても、目的地の検索以外にナビやオーディオの操作を音声でできるようになっています。

スマホも音声操作で楽曲操作ができるようになっていますが、クラリオンも同様の技術を「CEATEC JAPAN2014」で披露しており、音声操作も新しいステージに移行しつつあります。

新製品で最上位の「SZシリーズ」である「AVN-SZX04i」、「AVN-SZ04iW」、「AVN-SZ04i」では、AVNとセンターが常に通信可能となり、最新のデータを使ったナビゲーションができるほか、バージョンアップした音声対話で検索できるアプリ「CarafL」で音声による操作が可能です。

通信ユニットにより難しい操作や手続きが不要で、すぐにつながるサービスを享受できるのもうれしい点。

センターにある最新の地図とAVN本体にある現状の地図を照合し、新しい道路データ(差分)を自動でダウンロード。ダウンロードされたデータは、車両のACCをオフにした後、自動で地図SDに書き込まれて更新が完了し、内容をメッセージで通知します。

ユーザーは手間のかかる操作をせずに毎月最新の地図でナビゲーションを利用できるわけです。更新対象範囲は、データに収録されているすべて(高速道路・国道・県道から細街路まで)の全国道路情報になっています。

また、2か月に1回以上更新されるデータベースを元に検索できるので、最近できた施設を目的地に設定することが可能なのもポイント。


ネット検索のようにある程度文字を入力すると予測候補をリスト表示し、複数のキーワードを入力して検索するAND検索など、フリーワード検索にも対応しています。

また、便利なのが、目的地の2km手前に到達すると自動で検索を実施。結果は、満空状況を色分けしたアイコンで表示され、詳細情報画面を開くと、料金や駐車可能台数も確認できます。

気になる通信費は、2017年10月まで無料(使用開始時期に関らず)で、11月以降は2年毎の契約更新(有料:3万円程度とのこと)でサービスを継続利用可能。

「AVN-SZX04i」、「AVN-SZ04iW」、「AVN-SZ04i」すべてオープン価格で、発売は11月上旬から。店頭予想価格は9インチ大画面の「AVN-SZX04i」が20万円前後、7インチで200mmワイドコンソール用の「AVN-SZ04iW」と7インチ180mmコンソール用の「AVN-SZ04i」が12万円前後となっています。

■「ECLIPSE」の2013年秋モデルは対話型カーナビに進化
http://clicccar.com/2013/11/11/235548/

■カーナビ初!軽自動車なのに大画面9型モニターが装着できるECLIPSE ULTRA AVN「AVN-ZX02i」
http://clicccar.com/2013/05/23/220793/

(塚田勝弘)

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