日産がEV「リーフ」活用による電力ピーク抑制効果を検証

clicccar / 2014年10月28日 8時3分

日産が先頃、同社のEV「リーフ」と電力供給システム「LEAF to Home」を活用したエネルギーマネジメントの実証実験を今年10月からスタートさせたと発表しました。

EVバッテリーの有効性検証を目的に神奈川県の同社販売店舗で来年1月までの間、実証実検を継続中。

「LEAF to Home」は、リーフから家庭に電気を送ることを可能にするシステムで、リーフと専用のEVパワーステーションとの組合せによりEVを「蓄電池」として利用。

安価な夜間電力でリーフに充電した電気を日中に家庭で利用することで電気料金の節約になるというもの。

今回のエネルギーマネジメント実証実験は日産がエナリス社のインセンティブ(報酬)型「ディマンドリスポンス」に参加する形で実施されています。

「ディマンドリスポンス」とは電力会社から依頼を受けたアグリゲーターと呼ばれる中間事業者が複数の需要家(工場、事業所等)に節電要請を行い、その対価として需要家にインセンティブを支払う仕組みのこと。

この報酬システムの活用により、エネルギー事情に沿って需要家の電力消費パターンをコントロールするもので、東日本大震災以降、電力のピーク時間帯の需給ひっ迫が顕在化したことから注目を集めるようになったと言います。


(安価な深夜電力でリーフに充電)

今回の日産の実証実検では販売店舗の照明用電源として「LEAF to Home」を接続、節電要請があった際にリーフから電力を供給。

これにより、ショールームの照明を消灯することなく電力負荷を低減することが可能となり、節電が困難な施設などでも有効な手段になると期待されています。 

実証実検の時間帯は平日8時~20時の間の3時間で実施され、月2~3回の節電要請を受ける予定とか。

日産ではこの実検を通して節電に対する報酬がEVオーナーの経済性にプラスに作用すればEVの普及が促進され、社会全体の低炭素化にも繋がると期待しているようです。

■日産「LEAF to Home」Webサイト
http://ev.nissan.co.jp/LEAFTOHOME/

■エナリス社 Webサイト
http://www.eneres.co.jp/index.html

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