2014年パリモーターショー 勝手に選ぶベスト5!

clicccar / 2014年10月29日 11時33分

10月4日から19日に開催されたパリモーターショー。50台以上もあったニューモデルの中から「パリモーターショーのすべて」編集長の永田ゲンが特に気になったクルマをピックアップ!

これが「独断と偏見のパリモーターショーBest5」です!! 

5位【マツダMX-5(ロードスター)】

すでに形は公表されていましたが、モーターショーデビューはパリとなった新ロードスター。マツダの人気は欧州ではとても高く、さらに世界的に人気のロードスターの新型とあって、間違いなく会場での注目度は日本車の中ではNo.1でした。

新たにエンジンが1.5L 直列4気筒のSKYACTIVであることも発表されましたが、どうやら2.0Lの搭載も予定されているようです。その辺りの詳細は来年の正式発売までおあずけ、ということでしょうか。

いずれにしても今の時代に小型・軽量化を実現するとは、マツダのスポーツカーに対する良心を感じさせます。

4位【ランボルギーニ・アステリオンLPI910-4】

スーパーカーといえど環境には無関心ではいられない、という時代を反映したプラグイン・ハイブリッドのコンセプトカー。とはいえエンジンはウラカンと同じ5.2LのV10 (610ps)を搭載しているので、元々速いクルマにさらにモーターを加えてもっと速くしました、というクルマ。

もはやエコかどうかはよくわかりませんが、モーターのみで50kmの走行が可能というから、街中ではエコに徹することができるのかもしれません。

それにしてもトータルで910psというパワーには驚くばかり。2基のモーターが左右の前輪を個別に駆動するAWDシステムは新しい走りの楽しさも予感させます。ミウラを彷彿とさせるスタイルも含め、スーパーカーのワクワク感をタップリと味わわせてくれました。

3位【ルノー・エスパス】

エスパスといえば、1984年に登場した初代の美しさが未だに印象に残っているクルマ。五代目となるニューモデルは、ミニバンというよりも流行りのSUV的雰囲気を纏って登場。流れるようなラインとモダンなディテールは日本に数多あるミニバンとは段違いの美しさ。さすがエスパス、血は争えません。

ボディは全長4850mm、全幅1870mm、全高1680mmとかなりの大きさですが、実物はそれほど大きいとは感じません。3列目シートもそれほど広くはなく、緊急用という印象。

室内スペースを最大限に取ることばかり考えている日本のミニバンとはまったく発想が異なります。エンジンは1.6Lのガソリンとディーゼルで、トランスミッションはDCTかMTの組み合わせ。ぜひ日本にも導入して欲しいものですが、こういうスポーティなミニバンは日本では受けないんだろうなぁ。

2位【MINIスーパーレジェーラ・ヴィジョン・コンセプト】

MINIが作り上げたオープン2シーターのコンセプトモデル。旧き良き時代のブリティッシュ・ライトウエイトスポーツの雰囲気を見事に再現した美しいスタイルは、思わず見とれてしまうほど。イタリアのカロッツェリアであるツーリング・スーパーレジェーラとのコラボによって生まれたモデルで、イタリアとイギリスの美の見事な共演がすばらしい。

テールライトにユニオンジャックの意匠が用いられるなどの遊び心も楽しいもの。MINI が増殖し続けることに対する賛否はともかく、素直にカッコいいと思えたクルマでした。

1位【メルセデスAMG GT】

SLSに続く、AMG開発のスポーツカー。ちょっとクラシックな雰囲気が漂うファストバックのスタイルは実に美しい。エンジンは従来の6.2LV8から4LV8ツインターボへとダウンサイジングされており、そのパワーとトルクは510ps、650Nm。

アルミスペースフレームのボディは1540kgと軽量なのでその速さは相当なものでしょう。ガルウイングドアのような派手な演出はありませんが、広いラゲッジスペースなど、実用性はSLSをはるかに上回ります。

仮想ライバルはポルシェ911ということですから、価格もSLS以下に収めてくるはず。AMGが本気でスーパースポーツカー市場を取りにきた意欲的なモデル。日本導入が待ち遠しい!

番外編【インフィニティQ80インスピレーション】【日産パルサー】

デザインの美しさにおいては、最近は韓国車にも負けてしまっているのでは、と思ってしまう日本車ですが、インフィニティQ80インスピレーションは、その伸びやかで美しいフォルムが非常に印象的だった1台。

全長5020mm、全幅2027mmというこれまた日本車離れした大きさもまた、優雅な雰囲気を高めています。インスピレーションという名はコンセプトよりも前の段階を表す、という日産の言葉どおり、まだ市販車レベルにはほど遠いようですが、ぜひとも日本車の新しい世界を見せてほしいもの。

また、欧州Cセグメントに勝負を挑むパルサーも、シャープで攻撃的なスタイルが心に残った1台。同時に展示されていたニスモ・コンセプトもカッコ良かったです。日産のデザイン、ちょっと期待できそうです。

パリモーターショーには、これ以外にも魅力的なクルマがたくさんありまあした。

もっと詳しく見たい! という方はぜひこちらをご覧下さい。

 

「2014パリモーターショーのすべて」(三栄書房)

価格780円(税込)

(「パリモーターショーのすべて」編集長の永田ゲン)

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