ホンダ「FCV CONCEPT」2015年度内に発売予定の燃料電池車3つの特徴

clicccar / 2014年11月17日 16時6分

2015年は燃料電池車の普及元年、とばかりにホンダが「FCV CONCEPT」を発表しました。

すでに、国内外で燃料電池車「FCXクラリティ」をリース販売するなど様々な経験を元にしたホンダの次世代燃料電池車を示すコンセプトモデルとなります。

現状、ステアリング形状などコンセプトカー(ショーモデル)的な部分もありますが、メカニズムはかなり現実味溢れる内容となっていて、2015年度中に、このコンセプトカーをベースとした燃料電池車が市販されるというのも注目です。

その注目すべきポイントは大きく3つ挙げられます。

1.コンパクトな燃料電池による5人乗車の実現
燃料電池車の開発において、燃料電池ユニット「FCスタック」の小型化は大きなテーマです。ホンダの次世代燃料電池車では、フロントのボンネット内にFCスタックと駆動モーターなどを収めることで、キャビンへの影響を最小限としています。これによりリヤのスペースを確保、5名乗車を可能としています。

2.圧縮水素タンクは70MPa
これまでホンダの燃料電池車は35MPaの圧縮水素タンクを使っていましたが、次世代FCVでは70MPaの高圧水素タンクを採用することが発表されました。これにより700km(JC08モード)相当の航続距離を可能にしているといいます。こうした好燃費には空力ボディも効いているということです。

3.最大9kWの外部給電機能
自治体などフリートユーザーを前提に、現行の燃料電池車「FCXクラリティ」にも外部給電機能を用意していますが、次世代燃料電池車では最大出力9kWの外部給電ユニット「Honda Power Exporter CONCEPT」を設定。車両と合わせて世界初公開されています。これにより走る発電機として、災害時などに役立つことも考慮されています。

リヤタイヤの上部をスパッツでカバーするなど、いかにもホンダらしいルックスの燃料電池車コンセプト。外観は、ほぼこのままで市販モデルとして洗練されると予想される一台。トヨタからも燃料電池車が発表されますが、ハイブリッドカー同様に、こうした切磋琢磨が次世代ビークルを進化させるといえそうです。

(山本晋也)

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