MINI 5ドアはやっぱりミニなのか?

clicccar / 2014年11月28日 11時33分

大きくなってバリエーションも増え続けるBMW MINIですが、ついにというか、やっとというか後席ドアを持った5ドアが追加されております。

クロスオーバーには後席ドアがあるモデルはありますが、アイコンとしてはやっぱりMINIシリーズでなきゃ、というファンは多いはずです。

というわけで、ミニを好きな人は、まずはそのデザインがミニらしいか、というのが最大重要ポイントのひとつであることは間違いないでしょう。

どうでしょうか? ミニらしいですか?

 

 

 

写真は5ドアらしさがわかるように撮っていますが、どう見てもミニらしさは継承されています。

そのために、単にドアを追加しただけでなく、ホイールベースを70mm延長し、バランスを保つためにタイヤから後ろの部分、リヤオーバーハングを95mm延ばしています。それだけではなく、リヤウインドウを寝かせる(角度をつける)ことで、バランスをキープしているとのこと。

確かにミニらしく見えて、ムリヤリドアを付けたストレッチリムジンのようなおもちゃっぽさがありません。とても自然です。

 

居住性はどうでしょう。

フロントシートは特段これまでのミニと変わりありません。アップライト気味で運転が楽しくなるようなポジションです。

リヤシートに関しては、当然3ドアよりも居住性がアップしています。膝元などは十分なスペースが確保されています。

やや気になったのは頭周りです。顔のすぐ横にピラー(柱)が来るので、ちょっと気になると言えば気になる。そこに窓があるんですが長時間乗るならフロントに乗りたくなる気がしました。

ちなみにトランク容量も67リットルアップしているので、実用性はアップしています。

さて、走らせるとどうでしょう。

よくゴーカート的だと例えられるミニですが、それだけ聞くととてもハードな乗り物を想像しがちですが、現在のミニではそんなにガツガツした様子は感じられません。確かに色んな部分でフワフワした乗り物ではありませんが、乗り心地もシッカリと地に足がついた感じで独特ですがキライじゃないです。

で、5ドアだからというとその味は変わったかというと、基本的には変わっていないと思います。

厳密にはホイールベースが長くなった分、より真っ直ぐ走りたがるような、キュイっとは曲がらないような、安定指向の味わいになったと言えますが、個性的で無くなったほどではありません。

* * * * *

5ドアが追加されたことで、ミニが好きなのに3ドアではどうにも使い勝手が悪く諦めた、というユーザーをつなぎ止めることができるでしょう。チャイルドシートの取り付けなど、ぜったいに5ドアが有利になるのは間違いありません。

古い考えかも知れませんが、クルマって家族の一員のような気がしてます。生活のスタイルや家族構成が変わるとそれにあわせたクルマ選びをしたくなる。そんなときに選択肢が増えたミニはさらに家族として迎え入れたい一員の有力候補になるかも知れませんね。

(小林和久)

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