岩谷産業がFCV用水素をHVの燃料代と同等で発売へ!

clicccar / 2014年11月26日 6時3分

トヨタ自動車が先頃、世界初の量産FCV「MIRAI」を来月15日に国内発売すると発表するなど、いよいよ自動車への水素エネルギー利用が始まろうとしています。 

そうした中、ガス専門商社大手の岩谷産業がFCV用水素の価格を発表しました。

     (出展 岩谷産業)

経済産業省 資源エネルギー庁が今年6月、水素・燃料電池戦略ロードマップで、水素ステーションにおける水素価格について「2015年時点でガソリン車の燃料代と同等以下、2020年にはハイブリッド車の燃料代と同等以下の実現を目指す」と発表。

これを受けて同社が政府目標価格の実現に向けて準備を進めて来たもの。

今回同社が発表した自社水素ステーションにおける液体水素の価格は1,100円/kg。(都心部前提 消費税除く) 

水素価格を同車格のハイブリッド車の燃料代と同等となる100円/Nm3を前提に算出したそうで、政府がロードマップに掲げた2020年時点の目標価格を5年前倒しして販売当初より実現したとしています。 

同社では2025年にFCVが200万台普及した場合の水素需要を24億m3と試算しており、現在の17倍の水素が必要になると見込んでいるそう。

これまで水素ステーションの建設費が約5億円と、ガソリンスタンドの5倍近い費用がかかるとされてきましたが、政府の規制緩和処置を受けて2億円までに抑える考え。

          (出展 岩谷産業) 

今後自動車各社からFCVが順次発売されることから他社に先駆け、国内で初めてFCV向けの商用水素ステーションを兵庫県尼崎市と福岡県北九州市にオープン。

2015年度までに東京・名古屋・大阪・福岡の4大都市圏を中心に計20カ所に水素ステーションを展開する計画と言います。

来年にはJXホールディングスや東京ガス、大阪ガス等を含め、全国で水素ステーションが100カ所程度に増加する見通し。

岩谷産業は当初から戦略価格で打って出ることでFCV普及に貢献すると共に、ガス業界リーダーとしてこれから始まる水素の価格競争を優位に進めたい考えのようです。

■岩谷産業 Webサイト
http://www.iwatani.co.jp/jpn/

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