BMWなのに広さが自慢の「2シリーズ アクティブ ツアラー」居住性、積載性は?

clicccar / 2014年12月2日 19時3分

BMW初のFFモデル、2シリーズ「アクティブ ツアラー」の全長は4350mmで、Cセグメントのハッチバックよりも少し長く、1800mmの全幅はVWゴルフヴァリアントと同じ。日本の狭い住宅街では少しワイドかもしれませんが、これくらいなら許容範囲という方も多いと思われます。 

さて、後席の広さや荷室の広さが自慢だけあって、リヤドアを開けると広々したフットスペースに驚かされます。

ヘッドクリアランスも身長171cmの私には余裕十分で、1シリーズやMINI(MINI併設店の場合)を見に来た夫婦ならクルマにあまり興味がない奥さんに「こっちの方が広くていいじゃない!」といわれそうですし、子どものいる家族にも後席は高く評価を受けそうです。

しかし、後席クッションはやや低めでしかも前後長も短めですから、筆者だと太もも裏のサポート性はもう少し。

立ち膝のような姿勢まではならないですが、ヒール段差をあと数センチ、もしくは座面の後傾角がもう少しあれば大人でも座り心地はよくなるはずで、クッションの前後長も同じようにあと数センチ欲しくなります。

逆に子どもなら足が床に付かずブラブラすることもなく、広い足元と頭上空間で喜ばれそう。

さらに、シートスライドやリクライニングも可能で、前者は荷室の拡大や前席から後席に座る子どもの世話をする際、後者はもちろんくつろぐ時や好みの姿勢が取れます。

なお、3段階にリクライニングできる後席(−1.5度から+28.5度まで)は、最も寝かせてもシートベルトが方から浮いてしまうようなこともなく、安全性を損なうような失点は見当たりません。

前席はややアップライトなシートポジションで、室内空間を天地方向に伸ばすことで広さ感を出しています。

とはいっても、周囲を見下ろすほど高くはありませんし、少し高めのワゴンや背の低いSUV的な高さですから、誰にでも運転しやすい視界の高さといえるかもしれません。

荷室は後席をスライド(130mm)させるか、「40:20:40」分割式リヤシートを倒すかで拡大できますし、中央だけ倒して後席両側に座りながら、長めの荷物も積載可能。

さらに、後席の背もたれを前側にリクライニング(−1.5度)させれば、シートを倒さなくも大きめの荷物やあれこれ積む際などは重宝しそうです。

ラゲッジボードは折りたたみ式で、荷室下に小物を積んだり、高さのある荷物や荷物を固定させたりする際にも便利。

また、ワイドな開口部や低めのフロアの地上高(地面から開口部下側まで)も低く、ステーションワゴンのように荷物の出し入れのしやすさも美点。

なお、全長が120mmも長いBMW X1の荷室容量は420〜1350L(VDA)で、4350mmの「アクティブ ツアラー」は468〜1510L。VDA方式ではありますが、数値もその広さを物語っています。

■ BMW初のFFモデル、2シリーズ「アクティブ ツアラー」とはどんなクルマ?
http://clicccar.com/2014/11/28/280383/

(塚田勝弘)

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