ホンダ「グレイス」はハイブリッド4WDで燃費最良リッター29.4キロ

clicccar / 2014年12月3日 11時33分

ホンダから、新型車「グレイス」が誕生しました。5ナンバーサイズのセダンという点では、かつてのフィットアリアの後継的ともいえますが、日本国内向けにはハイブリッド専用モデルとして用意されたことで、新たなカテゴリーの創出をイメージさせるニューモデルとなっています。

 

そのパワートレインは、1.5リッターガソリンエンジン+7速DCT&シングルモーター+リチウムイオン電池というパッケージ、ホンダのヒット作「フィット・ハイブリッド」と共通といえる内容です。

しかし、全長も伸び、ボディも重くなっている「グレイス」は、ハイブリッド4WDとしてフィットを超えて最良の燃費性能となる29.4km/Lを誇ります。

グレイスのプラットフォームは、フィットやヴェゼルでお馴染みのセンタータンクレイアウトのそれを使っています。そして、4WDシステムは、リヤデファレンシャルにビスカスカップリングを一体化させたもの。

クロスオーバーSUVのヴェゼルでは、電子制御のリアルタイム4WDを使っていますが、『小型、軽量、燃費、駆動』といったハイブリッド4WDに求められる性能をバランスさせることが、この比較的シンプルなビスカスカップリング式4WDシステムを採用した狙いだということです。

さらに、ビスカスカップリング内のアウタープレートとインナープレートを接触をさせないハンプレス構造を採用し、軽量化と過剰トルクの抑制に寄与させているといいます。

そうした結果が、29.4km/Lという国内のハイブリッド4WDでは最良の燃費性能につながっているといえます。ちなみに、軽自動車も含めた4WD車の燃費性能でいえば、ダイハツ・ミライースの32.4km/Lがトップとなります。

ただし、このビスカスカップリング式4WDや1.5リッターハイブリッドシステム自体はフィット・ハイブリッドと同等。グレイス4WDの燃費性能が、フィット・ハイブリッド4WDの燃費性能(27.6~29.0km/L)を超えている理由とはいえません。

空力性能は前面投影面積が小さく、ボディが長いほど有利な傾向にあります。実際、フィットと比べてみると、グレイスは全長でプラス485mm、全高はマイナス50mmとなっています。

こうした空力的に有利な素性は、ハイブリッド4WD最良の燃費性能を実現した大きな理由というわけです。

●グレイス ハイブリッド DX(4WD)主要スペック
車両型式:DAA-GM5
全長:4440mm
全幅:1695mm
全高:1500mm
ホイールベース:2600mm
車両重量:1240kg
最低地上高:150mm
エンジン型式:LEB
エンジン形式:直列4気筒DOHCアトキンソンサイクル
総排気量:1496cc
 最高出力:81kW(110PS)/6000rpm
 最大トルク:134Nm(13.7kg-m)/5000rpm
モーター型式:H1
モーター形式:交流同期電動機
 最高出力:22kW(29.5PS)/1313-2000rpm
 最大トルク:160Nm(16.3kg-m)/0-1313rpm
動力用電池:リチウムイオン電池
燃料消費率:29.4km/L(JC08モード)
タイヤサイズ:185/60R15

●ホンダ・グレイス メーカー希望小売価格(消費税込)
ハイブリッドDX FF 1,950,000円
ハイブリッドDX 4WD 2,144,400円

ハイブリッドLX FF 2,040,000円
ハイブリッドLX 4WD 2,293,800円

ハイブリッドEX FF 2,210,000円
ハイブリッドEX 4WD 2,409,800円

助手席回転シート車 FF 2,122,000円
助手席回転シート車 4WD 2,316,600円

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