飛行機の出発時刻ってどのタイミングか知ってますか?

clicccar / 2014年12月24日 11時33分

ところでみなさんは飛行機の出発時刻ってどのタイミングかご存じですか? 離陸する時刻? 飛行機が動き出す時? それとも、その時刻に搭乗ゲートをくぐればOK??

たとえばJALの国内線だと「出発時刻の10分前までに搭乗ゲートへお越しください」と明記されていますよね。出発時刻の10分前を過ぎると、搭乗ゲート周辺のグランドスタッフはあわただしくなります。

まず搭乗していない人を呼び出す放送がかかり、それでもゲートに姿をみせない場合はグランドスタッフが探しに出かけるのです。「●●行きの■■さんいらっしゃいますか?」と声を掛けながら歩き回るあれです。よく見かける光景ですが、出発10分前を過ぎてから搭乗ゲートに行くと飛行機に乗れないこともあるようですから気を付けましょうね。

ちなみに、JALの場合は搭乗ゲートを通過するときの音が何種類かあることを知っていました? 意外と知られていないのが、子供や幼児連れの大人が通る時の通過音(鳥のさえずりのようなやさしい音)。その音が鳴ると、グランドスタッフは子供の姿を確認するのだそうです。

さて、出発5分前になると「ゲートクローズ」といって、搭乗ゲートが閉じられます。そうなると、どうお願いしようと飛行機に乗ることはできません。しかし、グランドスタッフの仕事はこれで終わりではないのですよ。

機内のスタッフに引き継ぐお客様の情報を書類にまとめないといけないのです。正確な搭乗人数はもちろん、体調がすぐれないなど機内での配慮が必要なお客様や赤ちゃん連れのお客様の情報などが、紙にまとめられて出発する機内に届けられるのです。

飛行機のドアが閉じられる「ドアクローズ」は出発時刻3分前。カウンターで書類が作られ、グランドスタッフはドアが閉まる前にすべての乗客が搭乗した機内へ手渡すためにボーディングブリッジを本気の(!?)ダッシュで駆け抜けます(ここで時間をロスするわけにいきません!)。

搭乗口でその書類がパーサーに手渡されて確認が終わると、ドアクローズとなるわけです。

ドアが閉じられると、その便に関してのグランドスタッフの仕事は終了。ドアが閉まった飛行機に向かって、深々とお辞儀をする姿が印象的ですね。

こうして搭乗ゲート付近では、遅れ気味に飛行機に向かうお客さんもしっかり搭乗させるべく奮闘するグランドスタッフがいて、JALが世界第1位を誇る定時到着率が守られているわけです。

そんなゲート周辺のグランスタッフの歩く距離は、“勤務時間の8時間”で平均して約1万2000歩。これは厚生労働省が発表している女性が“1日に歩く”平均的な歩数の約2倍なのだとか。

多い日には1万6000歩(平均的な身長の女性で9キロ程度の距離)も歩く(走る?)こともあるんだそうです。そこのアナタ、ダイエットにイイね…なんて言っている場合じゃありませんよ。

で、飛行機の出発時刻とはどのタイミングのことか?

もうお分かりですよね。出発時刻とはドアの閉まった飛行機が動き出す瞬間のことです。電車と違って「出発時刻までに機内に入れば大丈夫」ではないので気を付けてくださいね。

(工藤貴宏)

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