作りたいから作った、プロダクトアウトの「N-BOXスラッシュ」

clicccar / 2014年12月27日 11時33分

ホンダの新世代軽自動車「Nシリーズ」第5弾となるニューモデル『N-BOX スラッシュ』が発表されました。

消費税増税の影響から抜けだせないでいる国内自動車市場において、平成27年度からの増税を目前にした駆け込み桃含めた需要が見込まれる軽自動車マーケットへの意欲作です。

138万円~という価格設定、デザインコンシャスなスタイリングは、けっして数を売るという性格のモデルではないといいます。そのため、月販目標も2500台と、全高1600mm級の軽自動車としては割合に控えめなものとなっています。

月販目標が控えめな理由について、ホンダの専務執行役員 日本本部長である峯川 尚さんは次にように話しています。

「このクルマは作り手が作りたいと思って生み出した、まさにプロダクトアウトの製品です。市場調査をして、ターゲットを見極めて生み出したモデルではないので、どのようにお客様に受け入れられるのか、非常に楽しみな一台です」

なにしろ、もともとの企画は、N-BOXをベースにした2ドアクーペというデザイナーのアイデアスケッチから始まったものだといいます。

こうした経緯について開発責任者の浅木 泰昭さんは次のように語りました。

「最初のアイデア段階では、たしかにおもしろいクルマになるけれど、コンセプトカーどまりで量産はできない、正直にいって、そのように思いました。しかし、企画を煮詰めていくほどに手応えがあり、まさにホンダ軽自動車の開発・生産拠点である鈴鹿が一体となって生み出すことに成功したのです」

そして生まれた、スパッと屋根を切り取ったようなスタイルは「スラッシュ」という名前につながったというわけです。

さらに淺木さんのこだわりが、このモデルには取り込まれることになります。

 そのこだわりとはオーディオです。

上級グレードの「X」と「Xターボ」に標準装備されている『サウンドマッピングシステム』は、ケブラーコーン・スピーカーとアルミドームツィーターを前後左右にセットした上で、豊かな低音を再現する「FOSTEXバックロードホーン17cmウーファー」を備えています。

さらに、計算し尽くされたというデッドニングキット『ピュアサウンドブース』を、純正アクセサリーとして設定。軽自動車のキャビンをオーディオルームとして楽しめるようなアイデアとテクノロジーが込められているのです。

これだけ見ても、かなりユニークなモデルといえる「N-BOX スラッシュ」。

果たして、ホンダのプロダクトアウト的なニューモデルを、市場はどのように受け止め、評価するのでしょうか。 

clicccar

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