首都圏の水素ステーションで東京ガスは存在感を示せるか!?

clicccar / 2015年1月4日 6時3分

主な水素事業者である岩谷産業は、カセットコンロなどコンシューマ向けだけでなく、幅広くガスやエネルギーを展開しています。また、JX日鉱日石エネルギーは、一般ユーザーには「ENEOS」ブランドのガソリンスタンドが身近でしょう。

そして、東京ガスは首都圏にお住まいの方なら説明は不要なはずで、ガスというインフラを担っています。

12月18日、その東京ガスが「練馬水素ステーション」が開所式を実施。「練馬ステーション」は、関東では初の開設となる商用水素ステーションとなります。

さらに、既存の天然ガススタンドと併設する商用の水素ステーションとしても日本で初めての開所です。

東京ガスでは、いままで実証事業として「千住水素ステーション」(東京都荒川区)と「羽田水素ステーション」(東京都大田区)の建設、運転を展開してきましたが、経済産業省の「水素供給設備整備事業費補助金」の採択を受けて、トヨタMIRAIに合わせるため2013年7月から「練馬水素ステーション」の建設工事に着手。

同水素ステーションは、東京ガスの天然ガススタンド「練馬エコ・ステーション」に水素ステーションを併設するもので、水素ステーションと天然ガススタンドを併設することで、維持管理コストの低減、敷地の有効利用などのさまざまなメリットがあるそうです。

また、練馬水素ステーションは、他の施設で製造した水素を蓄ガス設備で受け入れ、FCVに供給する「オフサイト方式」を採用。

水素ステーションの建設は多額の費用が掛かる点や、燃料費の抑制、都市部では建設用地の確保など課題は多いですが、多くの企業、事業者が参入することが欠かせません。

首都圏に基盤をもつ東京ガスは、最もFCVの普及が進む地域のひとつになると思われる首都圏でどれだけ存在感を発揮できるか注目で、一般ユーザーが都市ガス以外で東京ガスを身近に感じる日が来るかもしれません。

※写真出典:東京ガス

(塚田勝弘)

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