日産ノートがエマージェンシーブレーキを全車に標準化、「免税」対象グレードも用意
clicccar / 2015年7月8日 11時33分
日産ノートがマイナーチェンジを受けました。一部グレードにメーカーオプションで設定されていた「エマージェンシーブレーキ」と「LDW(車線逸脱警報)」を全グレードに標準装備したのが大きなニュース。
すでに軽自動車でもポピュラーになっている衝突回避・被害軽減ブレーキ。ノートで標準化された「エマージェンシーブレーキ」は、フロントの単眼カメラで前方を検知し、約10~80km/hの範囲で作動します。
なお、停止車両や歩行者に対しては、約60km/h以上では作動せず、約30km/h以下で衝突を回避する能力があるというもの。
車線逸脱警報(LDW)もフロントカメラが白線などを検知し、車線から逸脱しそうになると、メーター内の警告灯とブザーで注意を促すもので、ステアリングやブレーキによる制御は用意されません。
また、いわゆる「新エコカー減税」対策も盛り込まれています。
「HR12DDR」エンジン搭載車に「停車前アイドリングストップ」を採用。停車する前からエンジンを停止させることで、よりアイドリングストップする時間を長くし燃費を稼ぐシステム。
停車前アイドリングストップにより、「MEDALIST」と「X DIG-S」は「平成32年度燃費基準+20%」を達成し、「免税」措置が適用されるほか、2WDの全グレードで、エンジンやトランスミッションのチューニングの最適化により燃費を向上させたことで減税措置を受けることができます。
新エコカー減税以降、旧エコカー減税から対象外になる車種や減税額がダウンするモデルや仕様が増えていますが、販売台数を維持するには「新エコカー減税」対策は欠かせない対策になっています。
価格帯は、ノートが146万4480円〜180万5760円、ノート・エアロスタイルが166万9680円〜189万9720円、ノートNISMOが196万7760円〜224万4240円です。
(塚田勝弘)
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