燃費リッター41.1km! トヨタ2000GTがアクアの技術で現代的に蘇った!

clicccar / 2015年8月27日 11時28分

愛知県岡崎市で旧車販売を手掛ける「Rocky Auto(ロッキーオート)」が現代版の「トヨタ2000GT」を独自に開発したことで話題になっています。

(出展 Rocky Auto)

同ショップは旧車ファンの間では有名な存在で、1986年に発足以降、全国のノスタルジックカーショーに旧車を新車同然にレストアした「トヨタ2000GT」や「箱スカGT-R」、「フェアレディZ」など、往年のスポーツカーを出展・販売して来ました。

一昨年には同店の渡辺喜也社長肝入りの現代版「トヨタ2000GT」の開発がスタート。

外板から細部パーツに至るまで実車をくまなく3D測定、複数台の測定値を平均化するなど、より正確なボディデータを元に当時の流麗なデザインを精密に再現することに。

(出展 Rocky Auto)

モックアップの製作、樹脂型取りを経てパーツの製作が進められ、パワートレインには何と、「アクア」のハイブリッドシステム「THS-II」を採用。

同社開発によるオリジナルモデル「RHV」として商品化に漕ぎ着けました。

今年5月には軽量ボディ+ハイブリッド+良好な空力特性を存分に発揮、新東名高速道路で実燃費41.1km/Lを記録したと言います。

マグネシウム・ホイールのデザインもオリジナルから型取りして再現する凝りよう。

もはやその外観は本物と見紛う程の完成度を誇っています。

それもその筈、当時同車を開発したトヨタ関係者のアドバイスを得ながら開発が進められているのです。

1966年10月、台風が接近する中、平均時速206kmで1.6万kmを72時間連続走行するスピードトライアルにおいて、13もの世界記録を樹立したトヨタ2000GT。

(出展 Rocky Auto)

当時そのチームリーダーを務めた細谷四方洋(しほみ)氏もその一人。

細谷氏の強い要望で、優れた空力特性を生み出したボディ・デザインを徹底再現、トヨタ2000GTの誕生日となる1965年8月の試作初号車の完成から50周年にあたる2015年8月14日に今度は直6エンジンを搭載した2000GTを発表。

発表当日には当時トヨタ2000GTのエンジン開発を担当した高木英匡氏の姿も。

直列6気筒3.0Lの「2JZ-GE」エンジンを搭載しており、販売価格は1,980万円。

今後もインジェクション仕様に加えてソレックス仕様、ターボ仕様などのバリエーション展開を計画している模様。

故、野崎喩(さとる)氏による流麗なボディ・デザインがトヨタ自動車のお膝元、愛知の「ロッキーオート」の技術力により50年ぶりに精密に再現され、更には現代の技術を取り込んで快適なドライブが可能な「トヨタ2000GT」が蘇ったという訳です。

■ロッキーオート Webサイト
http://www.rockyauto.co.jp/
http://ameblo.jp/rockyauto/entry-12063205905.html

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