新型NDは、マツダの粋を集めた最新ライトウエイトスポーツカーだ!

clicccar / 2015年9月14日 14時33分

マツダのスポーツカーは、クルマ好きの間ではコードネームで呼ばれています。

新型ロードスターのコードネームはND。先代NCがRX-8のパーツを共有するのに対し、NDはゼロからつくり直すというコンセプトで、2007年から開発がスタートしました。ただ、リーマンショックの影響や商品戦略の見直しで、マツダ新世代商品群の最後に登場することになりました。

新世代商品群といえば、「魂動デザイン」と「スカイアクティブテクノロジー」、そして「人馬一体のドライビング」の融合が特徴です。

最後発の新型NDでは、更に「ダウンサイジング&軽量化」と、感性評価である「感(かん)の追求」を織り込みました。新型NDは、初代NAを原点にしてマツダの粋を集めた最新ライトウェイトスポーツカーとして登場したのです。

 

■初代NAを原点に、マツダの粋を集めた最新ライトウエイトスポーツカー!

新型ロードスター「ND」開発発責任者の山本主査は、ロータリーに憧れてマツダに入社。RX-7やレーシングエンジンの開発を担当して、ルマン優勝も体験しているのですから素晴らしい! 

新型NDの開発では、「軽快感」「手の内感」「開放感」の3つの「感(かん)」を重視。実際に開発エンジニア全員で、歴代ロードスターやポルシェケイマン、コペン等の比較試乗を実施しました。評価結果は1位はケイマン、2位が初代NAだったそうで、山本主査は「新型NDの目標は、初代NAを原点にマツダの粋を集めたライトウェイトスポーツカー」であると確信したそうです。

3つの「感」を実現に向けて、ダウンサイジング&パッケージに徹底的にこだわりました。人を中心としたドライビングポジションや理想的なペダル配置を最優先で決定。またドアのベルトラインを下げて開放感を持たせるとともに、目で見て挙動を予測できるようにフェンダーの稜線をデザイン。なにより「感」への対策が、理詰めで積み上げられているのが凄いです。

■すべてのメカは、ライトウエイトスポーツの実現のために!

現代のクルマ開発で軽量化は最大の難関ですが、新型NDにおいては、軽量化はライトウェイトスポーツを実現するための絶対命題! ボディ構造見直しや高張力鋼板とアルミの使用率拡大、また専用開発の6MTや幌の軽量化等によって見事達成しました。また全長を短縮しながらエンジンを後方下部へに移行すると共に、シート着座位置も下げて、重量バランスの最適化と低重心化を実現。走りの素質は、これらの要素で決まりますからネ!

エンジンは、FF用の直4・1.5Lエンジンを縦置きに変更するとともに、専用チューンにより高回転化と軽快なレスポンス、持続的な加速感と爽快なエキゾーストノートを実現。もちろん、燃費も優秀です。サスペンションは、フロントにダブルウィッシュボーン、リアにはマルチリンクを採用。一方で、ホイールは軽量化を優先して4穴を採用するなど、割り切りも見事。すべてのメカが、ライトウェイトスポーツ実現のために構成されているのです。

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(拓波幸 としひろ)

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