トヨタが新型「コースター」生産開始!画期的な工夫とは?

clicccar / 2017年1月30日 8時3分

トヨタ自動車(以下トヨタ)が1月23日、24年ぶりにフルモデルチェンジした小型バス「コースター」の生産を岐阜県各務原市の岐阜車体工業本社工場で開始しました。

これまで同車の生産を担ってきたトヨタ車体が2007年に岐阜車体を完全子会社化。生産を愛知県豊田市の吉原工場から岐阜県各務原市の岐阜車体に移管することになり、敷地面積の都合上、生産ラインの長さを従来の約3分の1に短縮したそうです。

そのための工夫として、組立ライン上でコースターを縦ではなく、横向きに並べて流しているそうで、シートなどの組付け部品も、それまでの乗降口からではなく、車体の前後左右窓ガラス部からロボットで車内に搬入することで、ライン長を短縮。

生産ラインの移設に当たっては、敷地拡張に必要な公道の付け替えを各務原市の協力を得て解決した模様。日経新聞によると、ラインオフ式に出席した豊田章男社長は「今回のコースターの切り替えは行政と民間企業の協力がうまくいった典型例」と説明。

ちなみに同車は小型バス需要の高まりを受け、1963年に「ライトバス」として誕生、1969年のモデルチェンジを機にコースターと改称し、50年以上乗り継がれています。

世界の様々な地域で人の移動を支え、現在では110以上の国や地域で販売されており、世界累計販売台数は55万台以上に達している模様。

日本でも飲食店やホテル、幼稚園の送迎など様々なシーンで活躍していますが、今回のフルモデルチェンジでは、「安全機能の充実」「快適性向上」「次世代の小型バスに相応しいデザイン」「信頼性の高いクルマ」の観点で、さらに磨きをかけたそうです。

新型「コースター」は、昨年4月に発足した商用車の開発から生産を一貫して行う「CV Company」が担当する初のフルモデルチェンジ車となり、トヨタでは世界各地の生活を支え続けるクルマの開発を通して、今後も「もっといいCVづくり」に取り組んでいくとしています。

(Avanti Yasunori・画像:トヨタ自動車)

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