日産が超小型EVのカーシェアリング「チョイモビ ヨコハマ」を新方式で再開!
clicccar / 2017年3月27日 8時3分
国土交通省が推進する「超小型モビリティ導入促進」事業の支援を受け、日産自動車(以下日産)と横浜市が共同で2013年10月から2年間に渡って実施した、社会実験「チョイモビ ヨコハマ」。
日産では、高齢者や単身者世帯の増加といった社会背景や、乗用車の近距離移動、少人数乗車の使用実態に着目し、この社会実験に同社の「日産ニューモビリティコンセプト」を導入して、超小型EVの効率的な利用形態を模索しています。
そうしたなか、同社は3月17日に横浜市と共同で、より地域に密着した超小型モビリティ利活用の推進と持続可能な事業モデルを目指し、出発したステーションに車両を返却する「ラウンドトリップ型カーシェアリング」として「チョイモビ ヨコハマ」を新たに再スタートさせました。
横浜市内に特化した観光ガイドツアー(4/1~)や、地元企業への長期貸し出しなども行うそうで、同市の環境未来都市推進課によると、多くの人に「チョイモビ」をカーシェアリングで体験してもらい、横浜の観光地を巡って楽しんで欲しいとしています。
「日産ニューモビリティコンセプト」はルノー・トゥイージー(TWIZY)をベースにした超小型EVで、スリーサイズは全長2,340mm、全幅1,230mm、全高1,450mm。
リチウムイオン電池を搭載しており、満充電まで約4時間(普通充電200V)、航続距離は約100km。車両重量は500kgで、最高速度は約80km/h。前後2人乗り仕様となっています。投入車両は25台で、横浜市内の一般道のみ走行可能。
専用サイトからの会員登録により、横浜都心エリアに設置した14箇所のステーションで車両の貸渡および返却が可能で、専用無料駐車スペースは12箇所(23台分)。
利用開始予定時間の30分前から予約可能で、利用料金は最大3,000円/日、250円/15分(+基本料金200円)。
サービスの利用には、日本の運転免許証、スマートフォン、日本国内発行のクレジットカードが必要です。詳しい利用方法については同社のHPに掲載されています。
今回の「チョイモビ ヨコハマ」は約2年間を予定しているそうで、これから季節が良くなることもあり、「チョイモビ」で横浜市内を巡るのも楽しいかもしれません。
(Avanti Yasunori・画像:NISSAN)
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