トヨタは燃料電池とHV、EVが揃い踏み、次期クラウンも注目!【東京モーターショー2017直前情報】

clicccar / 2017年10月22日 14時33分

いよいよ2年に一度の東京モーターショーの開催が近づいてきました。第45回となる今年の開催期間は、10/27(金)のプレビューデーを皮切りに、一般公開の10/28(土)〜11/5(日)まで。場所は、お台場の東京ビックサイトで開催されます。

そこで「東京モーターショーのすべて」から、メーカー毎に展示車両の見どころをチェックしていきたいと思います。

まず最初に、燃料電池車とHV、そしてEVのコンセプトカーを出展するトヨタから紹介していきましょう。

燃料電池車では、世界最先端の技術を誇るコンセプトカー2台を出展します。1台目は、プレミアムセダンを標榜する「ファインコンフォートライド」。ダイヤモンド型のキャビンやインホイールモーターを採用することで、6人乗りとしての居住空間と空力性能を最大限に追求。走行距離もJC08モードで1000kmの走行距離を実現しました。居住空間がタイトなミライと対極のパッケージングに、次世代の可能性を感じます。

2台目は、燃料電池バスの「ソラ」。これは市販を目指したコンセプトモデルで、ミライのパワーユニットを2セット搭載。水素600Lを10本のタンクに充填して、航続距離200kmを実現しています。2020年の東京オリンピックでは100台以上が導入される予定なので、是非とも日本の技術力の高さをアピールするとともに、日本がエコで多様なエネルギー社会へ進展して欲しいと思います。

トヨタのお家芸たるHVでは、4台の展示車両に注目です。1台目は伝統のV12エンジンからV8ハイブリッドユニットに換装した「センチュリー」が、3代目の市販予定車として出展。歴代センチュリーが備えていた威厳ある存在感が、どのように進化・継承しているかが見所となっています。

2台目はバンとSUVを融合した新ジャンルの「Tjクルーザー」。「T」はTool、「j」はjoyを意味するクルーザーですから、使う人のアイディア次第、実用にも遊びにも使えるマルチなデザインと室内の使い勝手が魅力。こういう思い切り使い倒せるクルマが少なくなってきましたから、是非とも市販して欲しいですネ。

3台目はトヨタ86をベースにした「GR HVスポーツコンセプト」。WECを戦うTS050からレース用パワーユニット「THS-R」を移植したモデルで、メカの詳細は明らかになっていませんが、水平対向エンジンとの組み合わせと予想。次期トヨタ86がHV化するのか否か、大いに気になるところです。

4台目はまさに市販目前、14代目を襲名する予定の「クラウンコンセプト」に注目です。FR用TNGAを採用して、ニュルブルクリンクで走り込んで鍛えてきたというのですから、欧州プレミアムカーと真っ向勝負するというトヨタの気迫を感じます。また日本伝統のおもてなしを宿した「ロイヤル」と走りの性能を追求した「アスリート」が、どういう仕上がりになるのか期待大です。

EVでは「コンセプト 愛i」と銘打って、3台のコンセプトカーを出展。人工知能とEVを組合わせ、人に寄り添うクルマをコンセプトとしているとのこと。純然たるコンセプトカーですが、単なるEVでおさまらないあたりに、燃料電池とHVを主軸に置くトヨタの次世代戦略が、読み取れると思います。

(星崎 俊浩)

【関連リンク】

2017 東京モーターショーのすべて
http://motorfan-newmodel.com/motorshow/

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