ポップアップルーフで一番重宝したのは小さな「サブ出入口」。家族での車中泊だからこその理由とは?【グータラ親父の車中泊キャンプ記④】

clicccar / 2018年4月18日 18時33分

ステップワゴンフィールドデッキは、もともとダブルサンルーフ仕様をベースに改造しているため、中央の大きいメイン出入口と前方の小さいサブ出入口の2か所の出入口が備わっています。

購入当初、サブ出入口はオマケみたいなもので、あってもなくても良いくらいに考えておりました。でも実はこれが一番重宝しまして、筆者のグータラ親父でも、車中泊キャンプが長続きした一番の要因だと思っています。

2列目シート上部にあるメイン出入口は、サイズが大きいため大人が楽々出入りできますし、マットやシュラフの移動も簡単。ここを大型の蓋で塞ぐと、床面は完全にフラットになってくれるので、マットをひいてゆっくり就寝することができます。子ども達は、2列目シートの背もたれに足をかけて。スルスルと登っていきます。

フロントシート上部の小さいサブ出入口は、寝た状態ではちょうど頭の前方に位置するので、蓋を外しておけば寝たままで1階と小声で会話をしたり、電気ランタンやお菓子、観光資料などの受け渡しができます。また就寝中も蓋を開けておけば、1階と2階で空気が流れて換気できるので、とても使い勝手が良いのです。

このサブ出入口が最も優れているのは、夜中に出入りする時です。キャンプではビールやジュースを沢山飲みますから、どうしても夜中や早朝にトイレに行きたくなります。もしメイン出入口1ヶ所しかないと、どうなるでしょう。

2階から外に行くには、一緒に寝ている相方を起こしてマットを剥がし、蓋をはずさなくてはなりません。当然、1階の家族の所に降りねばならず、起こす羽目になってしまいます。戻ってくれば、今度は1階から2階によじ登って蓋をしてマットをひきなおして…というように、トイレにいくだけで家族全員を起こす羽目になってしまうでしょう。

そこで、サブ出入口の出番です。大人が何とか通れるサイズしかないのですが、トイレ等の時にこっそり起き出して、フロントシート経由でスルリと降りて、フロントドアから静かに出ていけます。帰りも、フロントシートの背もたれに足をかけてよじ登って寝床に着けるので、2階の相方や1階の家族に余計な刺激を与えることなく、出入りできるとというわけです。

筆者の家では、ステップワゴン・フィールドデッキ購入から数年後に末娘が生まれ、夫婦と子ども3人の計5人で車中泊するようになりました。もし出入口が中央に1か所しかなかったら、車中泊のたび家族の不満が蓄積して、17年間も乗り続けることができなかったでしょう。

もちろんポップアップルーフにもいろいろな種類がありますし、利用する人数や目的、状況や頻度によっても事情は異なるので、利用パターンのひとつとして参考にして頂ければ幸いです。

(星崎俊浩)

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