【新型フォレスター e-BOXER試乗】期待度の高さに「e-BOXER」。「S」モードでは力強い走りをみせる

clicccar / 2018年9月16日 11時3分

新型フォレスターで約4割の受注を獲得しているというマイルドハイブリッド搭載の「e-BOXER」。「e-BOXER」は「Advance」という1グレードのみなので、その期待の高さがうかがえます。

まずは2.0L直噴エンジンにモーターを組み合わせる「e-BOXER」搭載車のシステム制御をおさらいしましょう。強制的にモーター走行にするEVスイッチは用意されないものの、発進時や低速走行時は、バッテリー状態や負荷などに応じてモーターのみの走行も可能です。

さらに、「e-BOXER」の利点が感じられるのが加速&中速走行時で、エンジンをメインにモーターが加速をアシスト。先述したように「S」モードにすると力強さが増します。

高速走行時(高回転域)では効率のよいエンジンが主役で、必要に応じてモーターを回して発電してバッテリーに充電。さらに減速時も回生ブレーキが作動し、バッテリーにも充電。

一般公道で走らせると、あくまで主役はエンジンであることが分かります。それでも「SI-DRIVE」で「S」モードにするとモーターのアシストが加わり、かなり力強い加速感が得られます。SUBARUによると40km/hからの追越加速では、2.5L直噴のNAエンジン車(Sモード)よりも加速度が早くなっているそう。

ストップ&ゴーの多い街中や、高めの速度で流れている国道やバイパスなどでも、「e-BOXER」の利点は十分に味わえそう。また、速度域の低い街中であれば「I」モードでも十分で、幹線道路でも混雑しているようなシーンでは「I」モード時の方が加速の調整がしやすい面もあるかもしれません。

さらに「アイサイト」の全車速タイプのアダプティブクルーズコントロール時に「ECOクルーズコントロール」を作動させると、モーターアシストと回生ブレーキを最大限使うモードになり、エンジンの出番を減らすことができます。

こうした軽快感のある「e-BOXER」の走りは、先代XVと同じモーター(出力も同じ)を使いながらも、旧型XVのニッケル水素電池(公称電圧100.8V、容量554kW、エネルギー効率90%)から「e-BOXER」ではリチウムイオン電池(三菱電機製)に変えたのが大きく、公称電圧118.4V、容量568kW、エネルギー効率96%というスペックの向上、容積も小さくなるなどの利点をもたらしています。

(文/塚田勝弘 写真/前田惠介、塚田勝弘)

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【新型フォレスター e-BOXER 試乗】2L+e-BOXERはモーターアシストを活かした力強い加速が魅力
https://clicccar.com/2018/09/13/628714/

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