【新車】シトロエン「C5 AIRCROSS SUV」は、乗り心地やシートなど「快適性」に徹底的にこだわった新作SUV

clicccar / 2019年5月30日 8時3分

■ ●数々の新機構やシステムを採用したシトロエン「C5 AIRCROSS SUV」

プジョー3008や5008も使う「EMP2プラットフォーム」で仕立てられたシトロエン「C5 AIRCROSS SUV(C5 エアクロスSUV)」が2019年5月28日に発売されました。

ボディサイズは全長4500×全幅1850×全高1710mm。2019年に100周年を迎えた「シトロエン」ブランドから生まれたC5 AIRCROSS SUVは、同ブランドらしく、快適性を最も重視したSUVに仕上げたとしています。

シトロエン独自のテクノロジーで実現する「Citroën Advanced Comfortプログラム」というコンセプトを掲げて誕生した「C5 AIRCROSS SUV」は、新世代のハイドロで魔法の絨毯のような乗り心地を実現するという、画期的なサスペンションシステム「Progressive Hydraulic Cushions(PHC)」を搭載。

さらに、ラウンジのソファのような座り心地の「Avdanced Confort Seat」に、後席3座独立シート、2重ラミネート構造のフロントサイドガラス、さらにPM2.5をシャットアウトする「Air Quality System」などから成り立っています。

そのほか、独自のレーンポジショニングアシストやパークアシストなど数々のADAS(先進運転支援機能)、定評ある新世代高性能「プラットフォームEMP2」などをもって、シトロエンというブランドらしいSUVになったとしています。

注目のPHC(Progressive Hydraulic Cushions=プログレッシブ・ハイドローリック・クッション)は、サスペンションテクノロジーにおける最新のイノベーションとしていて、「Magic Carpet Ride」つまり魔法の絨毯のような乗り心地を実現したそう。

PHCは、通常のダンパーにセカンダリーダンパーが追加された構造のメカニカルなシステム。ダンパーシリンダー内に第二のダンパーシリンダーが配されており、サイドには複数のポートが開けられています(ポート径はストロークエンドに行くにほど小さくなっています)。

セカンダリーシリンダーには内径にあったセカンダリーピストンが存在し、ストロークが進むとそのセカンダリーピストンがシリンダーに入り込みハイドロリックストップとして作用する位置依存型(ポジション・センシティブ)ダンパー。

これにより、サスペンションが小さく細かく動く状況(車高が通常の高さから大きく外れない状況)や、サスペンションのストロークスピードが低い状況では、減衰力が小さく非常にソフトな乗り心地を提供するとしています。サスペンションが大きく動く状況では、前述のセカンダリーピストンとシリンダーが産み出す減衰力で衝撃をスムースに吸収し、大きな凹凸でも快適なフィーリングを提供するそうです。

「Citroën Advanced Comfortプログラム」によるシートもトピックス。身体をソフトに優しく包み込みつつ、確実にサポートするシートを実現するために、シートクッション素材のポリウレタンフォームを徹底的に研究し、非常に密度の高い独自の高密度フォームが採用されています。また、シート表皮中央部には、さらに15mm分のレイヤーを重ねることで、座った瞬間の当たりの柔らかさとなじみの良さを向上。

運転席にはマルチポイントランバーサポートも搭載されています。ドライバーの体形に合わせたシートの微調整ができるだけでなく、5パターンのマッサージが用意されます。

プジョー5008などと同じように、後席を3座独立式にしている点も「C5 AIRCROSS SUV」の特徴。プジョー5008やシトロエン・グランドC4スペースツアラーなどのMPVのモジュラーシートのノウハウを応用。5008と同様、各シートが前後に150mmのスライド幅を持ち、バックレストは19°から26.5°までの5段階に調整が可能になっています。

荷室容量は通常時580L(トノカバー下)で、後席を前にスライドさせると670Lになり、後席背もたれ3座すべて折りたためば最大時で1630Lになります。

また、新たに「AQC(エアクオリティシステム)」が採用されています。これはダイナミックエアフィルターシステムで、車内の空気を安全、かつ清浄ににおいのない状態に自動的に保つシステム。COやNOxなども含め、外気の汚れ一定レベルを超えたとセンサーが検知すると自動的に内規循環に切り替え。また、アクティブカーボンフィルターによって、花粉や埃、PM2.5などの微細な粒子を取り除き、室内を清浄な空気で満たします。

ドライバー支援システムは、渋滞での完全停止と3秒以内の再発進が可能な「トラフィックジャムアシスト」、前走車との車間距離を保つアクティブクルーズコントロール、さらに車線内の左右任意の位置を保持しながら走行する「レーンポジショニングアシスト」を統合したシステムを搭載。

この「レーンポジショニングアシスト」は、車線の左右の白線内の任意の位置を指定して走行が可能。これはシトロエンが属するグループPSAだけのシステムで、ドライバーの好みに応じて車線のやや左側をキープしたり、高速道路の流れが遅い状態で車線左側をオートバイが通り抜けする際に、やや右側にC5 AIRCROSS SUVを寄せて走行させたりということが可能です。

パワートレーンは、クリーンターボディーゼルの直列4気筒の2.0L「BlueHDi」と電子制御8速ATの「EAT8」の組み合わせ。同エンジンは、2,000バールの高圧燃料噴射と可変ジオメトリーターボチャージャーの組み合わせにより、最高出力130kw(177ps)、最大トルク400Nmというハイパフォーマンスを実現しています。

CO2排出量は、クラス最小レベルとなる燃料消費率16.3km/L(WLTCモード)。最先端のクリーンテクノロジーを採用し、酸化触媒、SCR(選択還元触媒)、DPF(微粒子フィルター)の3ステップで排出ガスに含まれる有害物質を除去。AdBlue(アドブルー:尿素水溶液)を使用することで、NOxを最大90%除去します。アイシン・エィ・ダブリュと共同開発された電子制御8速ATのEAT8は、3つのドライブモードを選択可能。とくにエコモード時は新しく搭載されたフリーホイール機能で、走行条件が合えば、アクセルオフ時にクラッチを切り、燃費改善に寄与します。

ボディカラーは、「ブラン ナクレ」「ノアール ペルラネラ」「グリ プラチナム」「ブルー チジュカ」「ルージュ ボルカーノ」「ブラン バンキーズ」の全6色。「C5 AIRCROSS SUV」の価格は、4,240,000円です。

(塚田勝弘)

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