【新レクサス RC Fスポーツ】エンジン音がエモい、感情動くフル4シーター

clicccar / 2019年6月8日 18時3分

■ ●近年数が減っている自然吸気の大きめ排気量エンジン

レクサスの高級2ドアクーペ・RC。2018年秋にマイナーチェンジが行われた最新モデルに試乗しましたので報告します。

設定されるエンジンは当初、3.5L V6自然吸気と2.5L直列4気筒ハイブリッドの2種類でした。モデルライフ途中で直噴2L直列4気筒ターボエンジンが追加されて計3種類となっています。トランスミッションはガソリンエンジンモデルが8ATで、ハイブリッドモデルは電気式無段変速となります。全車、駆動方式はFRでした。

今回試乗したのはV6搭載のRC350。スポーティーな装備が追加された「Fスポーツ」になります。

全長は4700mm、全幅は1840mmです。全高は1395mmで車重は1700kgです。

インテリアはブラックを基調にしたスポーティーな印象を持つものです。センターコンソールのパネル左右を大きめのニーパットで覆う形状が目を惹きます。

手元のダイヤルで走行モードを可変させると、TFTメインメーターの表示が変わってアピールします。

インパネ中央のアナログ時計はデビュー以来装備しているRCの特徴のひとつですが、最新モデルでは同社の『LC』同様の意匠に変更されたのがポイント。

エアコンの温度操作は左右に2本並んだ細いシルバー部を指で触れて操作する方式です。反応は良好。

フロントシートはしっかりとしたバケット形状になっています。レクサスのブランドからイメージされる柔らかめの印象とは異なり、やや硬めにパン!と張ったレザーが印象的な、身体をがっちりホールドするスポーティータイプ。

後席に乗り込む際にはフロントシート上部のレバーを倒します。するとシートが前方に倒れるのと合わせ、自動で電動スライドして乗降スペースを空けてくれます。

後席の居住空間は外観から受ける印象とは裏腹に広いんです。身長173cmの記者が乗り込むと、頭上にも膝周りにも空間的に余裕がありました。

ラゲッジも大きめ。二分割式のトランクスルーも備えています。

3.5L V6エンジンの最高出力は318ps/6400rpm。最大トルクは38.7Kg・m/4800rpm。

このエンジン、そのサウンドをがんがんにアピールしてきます。発進直後の低速領域からでもほんの少しアクセル踏み込むとグゥォオオ!とうなり声を上げるのです。

同時にトルクも大きく出てきますので加速力は十分以上。

近年は絶対数が減っている自然吸気の大きめ排気量エンジンは、独特の重厚感を保ちながら回転数を上げていくところが見どころです。

サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン、リヤがマルチリンクとなっています。マイナーチェンジを機に改良型のショックアブソーバーが採用されたり、より高い剛性のブッシュが装着されたことにより各部が洗練されています。

またLDH(レクサス ダイナミック ハンドリングシステム)というものが採用されています。これは可変ギアレシオを採用したステアリングシステムと、後輪操舵等を組み合わせたもの。

本来は高速コーナリング時のスタビリティを向上させるものですが、低速でもステアリングを切った際の最初の車体の反応の敏感さから「これは4WSが効いてるのかも」と思わせてくれる、いい意味での違和感がありましたよ。

(写真・動画・文/ウナ丼)

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