見た目は同じ、だけど性能が段違いの中古車たち(6種類×2台)。「レッドバロンの譲渡車検車はどっちでしょう!?」

clicccar / 2019年8月19日 19時3分

■ ■インターネット販売車両とレッドバロンの譲渡車検車両を乗り比べ
見た目は同程度の中古車でも性能差は明らかだった!

●ネットオークションで購入した安い中古車には相応の理由がある!?

近年増加の一途を辿るインターネットのバイク販売。価格の安さにつられたユーザーがトラブルに見舞われるのを防ぐために、新車・中古のバイク販売や中古バイク買い取り・下取りでおなじみのレッドバロンでは、「譲渡車検」というサービスで高品質な中古車を提供しています。

今回はインターネット販売車両と譲渡車検付き中古車を2台×6車種用意。モータージャーナリストのケニー佐川さんが比較試乗して、違いに気づけるかに挑戦してみました!

乗り比べて判定するのはこの方!

ケニー佐川
ライディングスクール「ライディングアカデミー東京」の校長も務める二輪ジャーナリスト。ケビン・シュワンツ・スクールにて元WGP500チャンピオンにも師事するなど、ライテクへの造詣が深く、大小問わずあらゆるバイクを乗りこなす。

舞台はコチラ!

那須モータースポーツランド
(栃木県那須塩原市寺子字坂の上677-1)
全長1.146kmのバイク専用サーキット。レッドバロンによるステップアップ試乗会や外国車試乗会など、様々なイベントを開催中。

●見た目はそっくり同じな中古車2台ずつを乗り比べ!
ケニー佐川はネット販売車両のどこがNGか果たして分かるのか!?

ーー ケニーさん、大変です! レッドバロンから挑戦状が届きました。「インターネット販売車両とレッドバロンの譲渡車検付き中古車をそれぞれ1台ずつ6車種用意したから比較試乗で見極めるべし」と書かれています!
ケニー佐川:ふむ、オークションをはじめとしたインターネット販売車両は、書類の不備やリコールの未実施など、トラブルが多発しているんだよ。一方、レッドバロンが展開する譲渡車検付き中古車は自社開発の『コンピュータ総合診断機ACIDM(アシダム)』により、足周りやフレームに到るまで徹底した検査が行われているからとにかく安心感が高い。その違いを乗って確かめろってことか…。う、う、腕がなるぜ(冷や汗)。
ーー これ、しくじったらケニーさんの面目丸つぶれですね(ニヤニヤ)。
ケニー佐川:うぐぐ、とりあえず行こう!

〜会場に到着〜

ーー うわ~、ちょっと前の人気車や絶版車がたくさん並んでますね。これだけでもウン千万円の価値!
ケニー佐川:また、現金な! でも最近は絶版車もプレミアムが付くほど人気があるため、それにつけこんで不良品を売りつける悪徳業者もいるらしい。さて、見た目で違いは分かるかな?
ーー カラーや年式も同じだし、正直まったく分かりませーん! これじゃあワックスでピカピカに磨いてある方を選んじゃいますよね。
ケニー佐川:そこが陥りやすい罠なんだ。ピカピカほど要注意。大事な部分から目をそらさせる技なんだよ。
ーー 中古車屋では普通は試乗させてくれないけど、跨ってブレーキをかけたり、車両を押し引きしてみれば、だいたいの見当はつきますよね。
ケニー佐川:甘いな。ハッキリ言って、俺のような百戦錬磨のプロでも簡単に見分けることは難しいんだ。人間には自分が信じたいものを信じてしまう心理がある。だから詐欺にも簡単に引っかかってしまうんだ。
ーー たしかに、中古車を安く譲ってもらったことがあったけど、心の中ではいつも不安な感じでした。
ケニー佐川:素性が分からない中古車ならなおさらだよ。その点、譲渡車検付き中古車は、レッドバロン独自の安全基準で8種類もの厳しい検査をクリアしている。彼らが長年培ってきた、バイクに安心して安全に乗るためのノウハウが注がれた中古車なんだ。
ーー それは安心ですね。
ケニー佐川:さて試乗するか。集中力マックスでゾーンに入るから、スマホの電源切らなきゃ。女子からのLINEが溜まっちゃうぜ。

●ケニー佐川の試乗&判定スタート!

【Case.1:ホンダ・エイプ50】

・ケニー佐川の判定『NG車は何かおかしい……。真っ直ぐ走らないんだよな~!』
「フラフラするのが車体のせいなのか、ブロックタイヤの特性なのか、はたまた自分の着座位置がずれているのか……最初はよく分からなかった。決め手になったのは直線での両手放しトライ。僅かながらハンドルが左にとられるのだ。原因を断定するのは難しいが、違いは明らかだ!」

・正解!
実際の不具合箇所は『リヤタイヤが左にずれていた』
「不調車両はリヤタイヤがセンターから左に11.8mmずれて付いていた。ハンドリングの違和感はそのせい。ただ、エイプ50のような原付の場合、元々が軽量でフラフラしやすいため、ちょっとの症状だと見逃してしまいがちだ」

【Case.2:ヤマハ・ジール】

・ケニー佐川の判定『これはすぐ解った! NG車はエンジンが吹けない』
「FZ250フェーザーがベースの水冷直4エンジンはとにかく高回転が気持ちいい。自分もかつて新車で所有していたことがあり、思い入れもひとしおだ。だが、不調車両に乗り換えた途端、回転上昇は鈍いわ、パワーは出てないわ、ダメダメ。これはエンジンがおかしい!」

・正解!
実際の不具合箇所は『バキュームピストンに問題があった』
「昔のキャブレター車にありがちなトラブル。負圧キャブのダイヤフラムが破損していると負圧が十分かからず、スロットルを開けてもバキュームピストンが上がらないため十分な燃料を供給できなくなる。完調な車両を知らないと、最初からこんなものかと思いがち」

【Case.3:カワサキZX-12R】

・ケニー佐川の判定『1台はブレーキに違和感がある気が…』
「かつてカワサキが世界最速の座をかけて送り出したメガスポーツ。1台はフロントブレーキタッチが曖昧で、ココが原因と思い込んでいたがブブーッ。じつはもう1台がアライメント異常ということだった。幾つか難点があると分かりづらくなる好例。悔しい!」

・不正解!
実際の不具合箇所は『リヤタイヤがずれていた』
「リヤタイヤが車体センターから左に21.4mmもズレていると聞き、よく見るとチェーン引きの左右で目盛りが違っていた。パワーのある大排気量マシンでは微妙なハンドリングの違いは分かりづらいが…迂闊だった」

【Case.4:ヤマハWR250R】

・ケニー佐川の判定『リヤブレーキが押し戻される』
「軽量な車体とパワフルなエンジンでトレールモデルの王道を行くWR250Rはアスファルトでは後輪をハーフロックで滑らせて曲がるモタード的な走りも可能。だが肝心のリヤブレーキをかけると『カッ、カッ、カッ』とピストンが押し戻されるような振動が…」

・正解!
実際の不具合箇所は『リヤブレーキディスクが曲がっていた』
「これは明らかにリヤブレーキに異常あり。ジャダーと呼ばれる微振動が生じる理由としては、ディスクローターの歪みが原因だ。しかも今回の車両は割れもあり危険度マックス。オフロード走行で岩などにヒットしたのかな」

【Case.5:ヤマハXJR400R】

・ケニー佐川の判定『NG車はディメンションが合ってない』
「コイツも分かりやすかった。走り出しからハンドルが右に切れようとする。常に逆操舵を当てながら直線を走っている感じだ。前後輪の接地点が車体センターからずれているか、ステムやフォークの歪みが原因の場合が多い。走っていて気持ち悪いし危険でもある」

・正解!
実際の不具合箇所は『ステムベアリングの締まりすぎ等』
「NG車両は直線でもハンドルが少し斜めになっているので見た目で分かりやすい。もうひとつ、倒し込みのリアクションに違和感(怖さ)があったが、これはステムベアリングが強く締まり過ぎていたことが原因だった」

【Case.6:ハーレーダビッドソンXR1200】

・ケニー佐川の判定『NG車はエンジンが不調だ』
「もともと重量車だが動きにキレがなくエンジンもパワーがない。最初に不調車両に乗ったせいか、古いしハーレーだしこんなものかなと思っていたが、好調車両に乗り換えるとエンジンは絶好調、サウンドも弾けていた。これぞハーレーという気持ち良さだ」

・正解!
実際の不具合箇所は『燃調が濃くなっていた』
「マフラーが絞られていてガスが濃くなった、いわゆる『抜けが悪い』状態だ。燃料が薄ければパワーが出にくく、逆に濃すぎても吹けが悪くカブりやすい。特にのんびり派のクルーザーユーザーには分かりづらいかも」

●ケニー佐川の試乗&判定の結果は『6車種中、5台正解!』


「エンジンが不調、真っすぐ走れないなど、明らかな違和感があれば分かりやすいが、微細な場合、慣れてしまうとなかなか分からないし、そのまま乗り続けている場合も多いはず。これぞインターネット販売車の罠と言えるだろう」

■ ■レッドバロンの譲渡車検とは?

●8項目の厳しい検査から成るレッドバロン独自の安全基準

これまでもたびたび登場した当企画のキーワード『譲渡車検』。これは中古車を購入するユーザーのために、レッドバロンが採用する独自の安全基準で、8種類の厳しい検査にクリアした車両を「譲渡車検付き中古車」として認定するもの。中古車では考えられないほどの安全と安心を約束してくれるのです。


(レッドバロンで販売される譲渡車検付き中古車にはこの「譲渡車検ステッカー」が貼付されます。同社の技術を結集した、安心と安全を証明するものです)

●8項目の検査内容をチェック

その1『フレームが安全であること』
オートバイの土台とも言える重要なフレームですが、明確な安全基準や修理の記録などのルールがありません。そこで『コンピュータ総合診断機ACIDM(アシダム)』を導入し、ホイールアライメントの検査を実施。フレームに問題がないことをチェックします。

その2『リコール未実施項目がないこと』
メーカーによる設計や製造段階の不具合を修正するリコールですが、中古車の場合、未対策の状態で販売されているものも少なくありません。レッドバロンではすべてのリコール情報を確認したうえで未対策車には必ず実施してから販売しています。

(リコール対策済みの車両に貼られる自動車安全協会のステッカー)

その3『部品調達が可能であること』
メーカーの部品在庫義務期間は生産終了から約7年間。それ以降は部品供給が難しくなる場合が多々あります。そのため、レッドバロンでは約4000台分、77万点にものぼるパーツを細かく保管。これにより最長3年間の修理保証をつけて販売しています。

(巨大な倉庫に整然と並ぶ在庫パーツ。すべてデータベースで管理され、必要なパーツがすぐに取り出せます)

その4『基幹部品に異常がないこと』
独自の分解整備記録簿に基づいた、84項目もの点検を実施することで、バイクの基本である「走る・曲がる・止まる」に関わる問題がないかを入念にチェックします。法令車検よりも詳細なこの点検は、車検適応外の250cc以下のバイクにも実施されています。

(こちらが検査項目の記録簿。分解しないと確認できない検査項目が盛りだくさん)

その5『スピードメーターに異常がないこと』
メーターの巻き戻しといった不正表示や、速度表示に異常がないかも確認されます。法令車検では40km/hのみの測定ですが、アシダムでは40km/hと80km/h時の誤差を測定。より高い基準で車両の品質を保っています。

(こちらがアシダムの測定画面。正確な誤差情報を診断しています)

その6『違法改造箇所がないこと』
レッドバロンではカスタムされた車両の販売も行っていますが、それらはすべて保安基準をクリアしているかをチェック済み。ウインカーの取り付け位置、ヘッドライトの光量やハンドル幅といった細かい箇所はもちろん、近年明確化されたナンバープレートの表示義務などにも対応し、違法改造を徹底排除しています。

その7『必要書類がそろっていること』
個人売買でトラブルに発展することが多いという書類の不備。車検証、軽自動車届出済証、自賠責保険、排出ガス試験結果証明書など、必要書類の有無も販売前に厳密にチェックされます。バイクを所持・走行するのに必要なこれらの書類がそろっているのも安心の源です。

その8『装着マフラーが適法であること』
近年厳しくなる排気ガスや騒音に対する規制。中古車の場合、マフラーが社外品に変更されていることも多々ありますが、レッドバロンでは装着マフラーが規制をクリアしているかも厳密にチェックしています。それに伴い社外マフラーを装着している車両には「排出ガス試験結果証明書(ガスレポ)」も付属します。

●他にもあります! レッドバロン品質を支えるキーワード

・ACIDM
20年以上も前からレッドバロンの安全基準を守る自社開発のコンピュータ総合診断機。レポートには、パワーチェックグラフや、アライメントチェック、ブレーキチェック、スピードメーターチェックなどの診断情報が分かりやすく表示されます。勘や経験に頼りがちなバイクの整備ですが、アシダムを使用すれば車両の状態を素早く、より的確に把握できるのです。

・修理保証
メーカーの部品在庫義務期間が過ぎた年式の古い中古車でも安心して乗り続けられるよう、パーツ供給を含めた修理体制の維持を保証(最長3年間)しています。そのため、本社工場では約4000車種、約77万点ものパーツを在庫管理。25年以上かけて培った修理技術の結晶とも言えるサービスです。

・加修
修理保証の要となる中古パーツを供給するために、メーカー基準の修理や再生を施すことをレッドバロンでは加修と呼びます。パーツの内部に破損があると、アッセンブリー交換となり、コストも高額になってしまうことがあります。しかしレッドバロンでは高い加修技術により壊れたパーツの一部を修復することでリーズナブルにパーツ本来の機能を回復させているのです。

(写真はタンクの加修。ヘコミを引き出し、塗装することで新品同様の美しさに仕上げます)

・本社工場
愛知県岡崎市にあるレッドバロンの巨大な本社工場は、解体ラインやアシダムによる診断、ダメージ車両の管理、パーツの保管庫などの機能を備えたまさに中枢部。全国から集められたダメージ車両はここで必要に応じてバラされ、高品質な中古パーツとして再生し、修理保証制度をバックアップしています。


■ ■蘇れ!稀代の名車たち

●レッドバロンの譲渡車検付き中古車を一気試乗!
コンディションの良さにビックリ!!

レッドバロンが提供する譲渡車検は、いまや絶版となってしまった稀代の名車たちにも適用されます。今回は高い技術力で現代に蘇った国内外10台に一気試乗。そのコンディションの良さには驚かされるばかりです。

ケニー佐川さんのライディングにより、それらの名車たちを一気ノリ&インプレッションしてみました!

【ホンダGB500TT(1989年式)】
伝説のビッグシングル
「500cc空冷単気筒を搭載する伝説のモデル。エンジンのベースはエンデューロレーサー「XR500」ということで、クラシカルな外見だが走りは本物だ。軽さと鼓動感、シングルスポーツの神髄を見せてくれる希少な存在」

【ヤマハDT50(1993年式)】
キャンキャン回る2ストオフ
「50ccとは思えないパワフルな走りはさすが2スト。軽量な俊敏さを生かしサーキットでも4スト250に迫る走りができてしまう。街乗りからオフ遊びまで便利に使えて楽しめる」

【スズキGSX250Sカタナ(1991年式)】
今も昔も切れ味鋭い!
「小刀(コガタナ)の愛称で親しまれた末弟だが、400以上に忠実に再現された大柄なプロポーションは今見ても美しい。突き抜ける直4パワーとサウンドも最高。本気で欲しい一台!」

【ヤマハRZ250R(1983年式)】
走りが進化した二代目
「2ストレプリカならではの爆発的な中間加速とスカスカな極低速、効かないブレーキも時代を感じさせる。レーシーな2ストサウンドと白煙はまさに「汚れた英雄」の世界観だ。パワーバンドという言葉を思い出した!」

【カワサキZZR1100(1999年式)】
世界最速で一世を風靡
「全開加速とともに高鳴るラム圧過給の吸気音にしびれる。300km/hに迫った当時の最速マシンも今乗ると華奢で軽快感すらある」

【ドゥカティSS900(1999年式)】
ドゥカティ魂、ここにあり!
「今では絶滅に近い空冷ドゥカティの傑作機。伝統の900SSの名を継ぐ最終モデルだけに完成度も高い。Vツイン特有のドコドコ感が最高!」

【BMW R1100RT(1999年式)】
アクティブな巡航艦
「これぞBMWという個性的なスタイルが素敵。フラットツイン独特の低重心でまったりしたハンドリングが気持ちいい。ロンツーに最適だ」

【ハーレーダビッドソンFLSTC(1999年式)】
ハーレーの良さが凝縮
「ヘリテイジソフテイルクラシックは古き良き時代のハーレーの魅力が詰まった一台。鉄馬の重厚な乗り味、独特の鼓動感が味わえる!」

【スズキRMX250S(1998年式)】
街最強のかっ飛び2スト
「今は亡き2スト公道マシン。しかもモトクロッサー譲りの鋭いピックアップと加速の強烈さは想像以上。常にウイリー、街乗り最強かも」

【カワサキZRX400(1995年式)】
ぶん回るマルチの快感
「90年代4ストレプリカを代表する一台。TT-F3レーサー直系の直4エンジンをぶん回す快感は何にも代えがたい。今の400より断然速い!」

※本企画は月刊モトチャンプ2019年8月号より転載し、一部加筆修正したものです。

(写真:星野耕作/文:ケニー佐川)

【関連リンク】
レッドバロン
http://www.redbaron.co.jp/

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