全車速追従式のアダプティブクルーズコントロールとレーンキープコントロールは絶対装着すべき…ではない!?【新型ダイハツ・タント試乗記】

clicccar / 2019年8月18日 9時3分

■ ■アダプティブクルコンは車間距離がかなり広くて加速もゆっくりな安全運転仕様

●レーンキープコントロールは約60km/h以上で操舵アシストが働く

新型ダイハツ・タントのメーカーオプション「スマートクルーズパック」を装着すると、運転をサポートしてくれる機能として、全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)とレーンキープコントロール(LKC)が装備されます。設定されているのは、「Xターボ」、「カスタムRS」、「ウェルカムシートリフト カスタムRS」、「スローパーカスタムRS」といったターボエンジン搭載グレードです。

今回、デンソー製のステレオカメラを使ったアダプティブクルーズコントロールとレーンキープコントロールを試す機会がありましたので、その使い勝手のほどをご紹介します。新型タントを購入する際、「スマートクルーズパック」を選択するか迷っている方の参考になれば幸いです。

車間距離を一番短く設定しても、車間距離をかなり空けている印象で、前走車への追従時もゆっくりと加速していきます。また、減速時もかなり手前でブレーキを掛けることで、安全マージンを取っているのが分かります。一言でいうとかなり慎重な安全運転。

気になったのは、軽自動車ということもあってこうした制御だと急に前に割り込まれないかという点。また、電動パーキングブレーキ(EPB)も搭載されていないため、アダプティブクルーズコントロール作動時でもブレーキは保持されず、ドライバーがブレーキを踏む必要があります。

電動パーキングブレーキ(EPB)については、車両価格が数万円アップになってしまうため、「良品廉価のクルマ作り」を目指した新型タントでは採用を見送ったそうです。

かなりの慎重運転といえるアダプティブクルーズコントロールの制御については、同社で初めて全車速追従式としたことで、かなり安全マージンを取った制御にしているそうです。さらに、60km/h以上で作動するレーンキープコントロールの介入も弱めで、あくまでドライバーの補助という程度。

なお、衝突回避支援ブレーキ(対車両・対歩行者)、衝突警報機能(対車両・対歩行者)、車線逸脱警報機能、車線逸脱抑制制御機能、ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)、先行車発進お知らせ機能、オートハイビーム、コーナーセンサーなどは、全車に標準装備(スマートアシスト非装着車をのぞく)されています。

したがって、アダプティブクルーズコントロール(ACC)レーキープコントロール(LKC)からなるメーカーオプションの「スマートクルーズパック」は、高速走行やロングドライブが多い場合に選択すればいいと思います。逆に街乗りの短時間ドライブが中心であれば、選択しなくてもいいかもしれません。

また、駐車が苦手という方は、駐車時のハンドル操作をアシストする「スマートパノラマパーキングアシスト」を装備する手もありそうです。

(文/塚田勝弘 写真/長野達郎)

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