1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

短所を長所と思える相手こそパートナー~『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』【伊藤さとりの映画で恋愛心理学 第32回】

ココロニプロロ / 2015年7月17日 10時15分

短所を長所と思える相手こそパートナー~『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』【伊藤さとりの映画で恋愛心理学 第32回】

短所を長所と思える相手こそパートナー~『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』

映画パーソナリティーとして活躍中の伊藤さとりが、オトナ女子ならではの目線で恋に効くオススメ映画を紹介!記者会見や舞台挨拶の裏話もあるかも!?


短所を長所と思える相手こそパートナー~『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』

アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ハルク、ソーほか、マーベルコミックスのスーパーヒーローチーム「アベンジャーズ」が地球を危機から守ろうと力を合わせて戦う大ヒット作の第二弾、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』。

まさに男性向けアクション大作という感じなのだけれど、実はそれぞれのヒーローのラブロマンスもエピソードとして含まれているから、カップルでも十分に楽しめるんです!
特に今回は、巨人ハルクとセクシーなスパイ、ブラック・ウィドウの恋愛模様がフィーチャーされていて、この二人の関係が私たちの恋愛にもとても役に立つのでご紹介しますね。

仲間たちとアベンジャーズを結成し、人類の危機を何度も救って来たアイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)。彼は、アベンジャーズの限界を察知し、強敵の襲来を前に、禁断の平和維持システムである人工知能「ウルトロン計画」に着手していた。しかし自ら機械のボディを作り上げたウルトロンは、人類こそ平和を脅かす存在だと結論を出し、アベンジャーズに宣戦布告をして人類抹消のために動き出す。

平和の砦となるはずだったのに敵に?!
しかもトニーへの復讐を誓う新キャラまで登場して、アベンジャーズの邪魔をする!八方塞がりの中で、アベンジャーズはどう乗り切るのか?

さて、相変わらずアベンジャーズのド派手な戦闘シーンが見ものなのだけど、メンバーの美しきスパイ、ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)の近くには、怒ると緑色の怪物になるハルク(マーク・ラファロ)がいつも寄り添う。
戦いが終わったあと、彼女が近付き、手にそっと触れることでハルクの怒りは治まり、人間に戻るという仕組み。
この親密さ!彼女の温もりだけで癒されて人間に戻れるんだから、それはハルクにとっては唯一無二の存在である証拠。

でも、注目すべきはここではありません!
ブラック・ウィドウとハルクが普段のナターシャ・ロマノフとブルース・バナーの姿に戻り、会話をしているシーンにあるヒントが。
まず彼女は自分の過去を彼だけに語っています。2人だけしか知らない秘密を作ることは、「あなたは特別な人」と伝える行為そのものですから、仲間意識が生まれ、2人の距離がぐっと近づきやすくなります。
かつ彼女は、自分の欠点に苦しむブルースに対し「(自分にも欠点があるから)それは私にとっては、欠点ではなく長所」といったようなことを口にするわけです。
そう!男性にとって、欠点(コンプレックス)を長所(魅力)と言ってくれる彼女の存在は、もはや無敵!

あなたも、もし彼から「俺の短所は◯◯なところなんだよね」と告白されたら、 浮気性とかギャンブル好き、DVなどでない限り(そう言われたら苦労する前に付き合うのをやめるのが賢明)、「そうなんだ。でも短所は時として長所になるから」と微笑んであげましょう。

短所と長所は表裏一体、ということを考えもせず、相手の悪いところを攻め立てるのは大きな間違い。喧嘩をしても、いちいち回りくどく、彼の「どこが悪いか」や「直すべきか」なんて説明するのは逆効果です。
男性には、わかりやすく・短く、「○○されて傷付いた」や「○○されると悲しい」が一番伝わります。欠点を掘り下げるだけでは事態を悪化させるばかりなので、止めた方がいいですよ~。

あらすじ:アイアンマンこと“戦う実業家”トニー・スタークが開発した<ウルトロン計画>――それは、人工知能による完璧な平和維持システム。しかし、進化と増殖を続けるウルトロンが選択した“究極の平和”とは、地球を脅かす唯一の存在=人類を抹消することだった…。世界中の都市を襲う人類滅亡の脅威に、最強チーム“アベンジャーズ”が再び結集。絶体絶命の彼らに残された最後の武器は、「愛する人を守りたい」という熱い思いだけ…。

2015年7月4日(土)より 全国公開
脚本&監督:ジョス・ウェドン
出演:ロバート・ダウニー Jr.、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソン
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
(http://marvel.disney.co.jp/movie/avengers.html)

伊藤さとり: 映画パーソナリティー、心理テストカウンセラー。様々な映画イベントや記者会見のMCを努める映画司会者&映画コメンテーター。年間400本以上の映画を観る。
TSUTAYAの店内放送で新作DVD紹介のDJ、Gyao!&ぴあ映画生活&Youtube動画「伊藤さとりと映画な仲間たち」では、監督、俳優、プロデューサー、脚本家らと対談し、映画紹介を行う。

Amebaブログ:さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ
Twitter:伊藤さとり@SATORIITO

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください