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不倫の誘惑にハマり、結婚できない!アラサー不婚女子G子の場合【ムンロ王子のシンデレラへの道14】

ココロニプロロ / 2018年2月2日 16時50分

不倫の誘惑にハマり、結婚できない!アラサー不婚女子G子の場合【ムンロ王子のシンデレラへの道14】

不倫の誘惑にハマり、結婚できない!アラサー不婚女子G子の場合

年齢・性別・国籍…全て不明のパワータロット・カウンセラー「ムンロ王子」。麗しの世界の住人である彼(彼女?)が、『恋愛成就のためのセルフ・プロデュース』をテーマとしたコラムをお届けします。素敵な恋がしたいみなさん、ムンロ王子のもとであなただけの「ガラスの靴」を見つけましょう! ■その前に…ムンロ王子って何者?

Bonjour!ムンロ王子です。寒中お見舞い申し上げます。今年は1月5日が「小寒」、2月4日が「立春」なので、2月4日が「寒明け」となります。 寒が明けるとはいえ、まだまだ寒い日が続きますので、風邪など引かないように、帰ったらうがいと手洗いは必ずしましょうね♪ また、今年の「春節」は2月16日、「節分」や「旧正月」など、占い的には2月が年始めとなります。2018年は干支でいうと戊戌(つちのえいぬ)。戊は豊かな実りを、戌はそれらを刈り取ることを意味し、今年は「収穫」の年。 ムンロ王子のタロット占いでは2月は『恋人(THE LOVERS)』と出ました。ぜひ本命にアタックして恋人をGET(収穫)してくださいね♪ ■バレンタインは白黒つける日 さらに2月14日はバレンタインデー。意中の男性に愛を告白する日ですよ!この機会にぜひアタックしてみてね~。 ところで、日本ではバレンタインデーは女性が男性に愛を告白する日となっていますが、実は世界的には「恋人の日」として恋人にプレゼントを贈る日。男性が女性にプレゼントすることもあるし、別に告白に限定されてもいません。 贈るものも日本ではチョコレートが基本ですが、世界的には何でもいいんです。 ムンロ王子としては、恋人のいない女性はこの日を利用しない手はないと思います。ぜひ意中の人に「告白」するキッカケにしてください。 今年1年、片思いして悶々とするのではなく、この日に想いを告げて白黒ハッキリさせるべきです。恋に恋するのは中高生で卒業して、今年は実現可能な恋愛に一歩踏み出してくださいね! ■悪魔に支配されている女性が登場 さて、恒例の不婚女子シリーズもいよいよ7話目。今回は不倫の誘惑にハマり、結婚できないG子のお話です。 タロットには『悪魔:THE DEVIL』というカードがあります。これは人間が悪魔に支配されている状態を表すもの。悪魔とは人間の弱さにつけこみ、誘惑し、堕落した世界から抜け出せなくする存在です。 ちょうどタバコを吸う人が、体に悪いと知りながらもなかなか禁煙できないでいる、そんな状況と似ています。G子はそんな「悪魔」に支配されている女性なのです。 ■「不婚女子」G子さんの場合 ムンロ王子「こんにちは。何を知りたいの?」 G子「仕事について占ってください」 ムンロ王子「どうしたの?上手くいってないの?」 G子「そうでもないんですけど、そろそろ転職しようかなと思ってて」 ムンロ王子「そうなんだ?じゃ、診てみようね~」 G子「お願いします」 ムンロ王子「ん~、結婚してるの?」 G子「いえ、してません」 ムンロ王子「好きな人はいるの?」 G子「はい。お付き合いしてます」 ムンロ王子「そうなんだ?アナタ何歳?」 G子「34歳です」 ムンロ王子「その人とは結婚するつもり?」 G子「いえ、できないんです」 ムンロ王子「えっ、なんで?その方、結婚してるとか?」 G子「ええ、そうです」 ムンロ王子「将来その人と結婚するつもりなの?」 G子「相手の家庭を壊すつもりはないです。お子さんもいるし」 ムンロ王子「そうなんだ。アナタ結婚したことあるの?」 G子「ないですし、あまり結婚したいとも思ってないんです。それよりも仕事、どうしたらいいですかね?」 ■実は“都合のいい女”扱いされてる!? ムンロ王子「そうね~。(カードを示し)ここに男性が一人いるのよ。たぶん彼ね。そしてタワーが出てるのよ!」 G子「タワーってなんですか?」 ムンロ王子「『塔』のことで、テーマは『脱出』。築いてきたものは崩れるからさっさと脱出しなさい、さもないとあなたも一緒に崩れる、巻き込まれるって意味」 G子「え~怖いですね」 ムンロ王子「そうよ!ワタシ的にはタロットカードの中で一番キツイと思う。確かに仕事で転職する時にも出ることがあるから、仕事の話もあり得るんだけど、他のカードの並びを見た感じ、不倫となると、その男との関係を終わらせろってメッセージに読み取れるんだけど」 G子「それはないですよ。彼の家庭は円満で、お互いにプライベートには立ち入らないようにしてるので」 ムンロ王子「そりゃ彼としてはラッキーよね。だって家庭を維持しながらアバンチュールを楽しめるんだから。でも、アナタにとっては嫁入りの大事な時期を棒に振ってるんだから、いいように利用されてるんじゃないの?」 G子「そんなふうには考えていません。ワタシ結婚願望ないんで、むしろワタシのほうが利用してる感じなんですけど」 ムンロ王子「そうかな~。アドバイスとして出てるのは『悪魔』の逆位置、『束縛からの解放』なのよね~」 G子「仕事のことだと思う。やっぱり今の会社を辞めて、新しい仕事を探せってことかな?」 ■女性の最大の宿命は『命のリレー』 ムンロ王子「いい加減に目を覚ましなさい!いつまで子どもみたいなことを言ってるの?34歳でしょ? 転職なんかじゃなくて、不倫を精算して結婚しろってコトよ!結婚はしたいとかしたくないとか選べるものではなく、しなきゃいけないの!過去に何があって結婚願望がなくなったかは知りません。 百歩譲って『結婚』はしなくてもいいけど『子ども』は産んだほうがいいわ。不倫相手を愛してるなら、その人の子でもいいから産むのよ!」 G子「えっ何で?ワタシ、子ども好きじゃないから育てる自信ないし。独りのほうが自由で気楽だし」 ムンロ王子「そりゃ、今はそうかもしれないけど、年取ったらどうするの?待ってるのは孤独死よ!」 G子「だって、子どもを産んだって面倒みてくれるとは限らないし、結婚したってその人と老後まで一緒にいるとも限らないでしょ?」 ムンロ王子「そりゃそうよ!アナタだって明日、交通事故に遭うかもしれないしね。でも、そんなこと言ってたらキリがないでしょ? 世の中ってそうやって廻ってるのよ!どうせ排出するんだから食べたってしょうがない。いつか死ぬんだから欲張って生きてもしょうがない。そんなこと言ったら生きてる意味ないでしょ?この世に命をいただいて『生きる』というのは、そういうことなのよ!」 G子「子どもは産まないといけないんですか?」 ムンロ王子「もちろんよ!アナタのお母さんが同じような考えだったら、アナタは今ここにいないのよ!先祖が嫌な男に輿入れさせられて男の子を産むまで子作りされられ、戦火の中、子どもを抱えて生き延びてきたから今アナタはここにいるの。 その先祖のお墓に入れる?命をつなぐというのは、女性として産まれたからには宿命なの。もちろん産みたくても産めない人、子どもを亡くした人もいるわよ。そういう人は他人の子どもの成長を助ければいいんです。 いずれにしても女性の最大の宿命は『命のリレー』、これは男にはしたくてもできないのよ!」 G子「そうなんだ。彼の子でもいいのね?」 ムンロ王子「シングルマザーは母子ともに負担が大きいから、できればちゃんと結婚して産んでほしいけど、今は女性も働けるし、そういう人を支援する制度も整ってきたから、千歩譲ればそれもあり。その代わり覚悟はいるわよ!」 G子「わかりました。じゃ、転職は?」 ムンロ王子「今の職場は正社員?産休育休の制度は整ってる?」 G子「大手企業だから大丈夫」 ムンロ王子「なら辞めちゃダメでしょ。男に頼らずに子育てするなら、なおさらよ!」 ■これからは人生100歳の時代 G子「そうか、子どもね~。考えたこともなかった」 ムンロ王子「案ずるより産むがやすし。ワタシの母親も、もともと子ども好きじゃなかったけど、産んだら好きになったみたいよ。自分が産んだ子は別、変わるものよ。みんな産んでるんだから、きっとアンタも産めるわよ!あっ、アタシは無理よ」 G子「ふふふ」 ムンロ王子「女性は50歳までは旦那と子どもに振り回されるもの!仕方ないのよ。でも50歳以降は自分の人生。日本人女性の平均寿命は87歳、これからは人生100歳の時代よ。 50歳と言っても、残りまだ50年もあるってこと!子育てなんてたかだか20年間でしょ?100歳の人生の5分の1。命をいただいた恩返しだと思って献上しなさい!税金みたいなものよ」 G子「そうね~、わかったわ。だったら彼の子は産みたくないから新しい人を見つけるわ!」 ムンロ王子「そうね。子どものためにも、そのほうがいいと思う」 G子「なんか全然期待してた結果じゃなかったけど、考えてみます。いろいろとありがとうございました」 ムンロ王子「どういたしまして。頑張って幸せな結婚をしなさいよ!」 ■2月のカード:【THE TOWER:塔】 今月ご紹介するカードは【THE TOWER:塔】、大アルカナの「16番」です。 【THE TOWER:塔】 みなさんはタロットの中で不吉なカードと言われると『死神』を思い浮かべるのではないでしょうか。実は『塔』はそれと同じ、もしくはそれ以上に厳しいカードかもしれません。 というのも正位置、逆位置のいずれにおいてもネガティブな意味を持つ唯一のカードだからです。 『塔』のテーマは「崩壊」、いままで築いてきたものが崩れるという意味です。『死神』は自分が生まれ変わる「再生」がテーマであり、自分の内面の問題ですが、『塔』は外的要因によって人生が方向転換を余儀なくされるのです。 正位置で出ると、それは避けることのできない「崩壊」。しがみつくと一緒に崩れてしまうので、一刻も早く「脱出」するよう警告しています。 逆位置の場合は、かなりグラついていて崩れかかっている状態。「崩すも崩さないもあなた次第」で、崩さずに支えるつもりなら、かなりの覚悟が必要、という意味です。 仕事の場合は「退職」、恋愛の場合は「別れ」、結婚の場合は「離婚」となります。時には「他人の死」を意味する場合もあります。 ■『塔』は怖いけどありがたいカード? ここで『塔』のカードが3回も出たカップルのお話をしましょう。あるタロット占いのイベントに一緒に来ていた女性のすすめで、いやいや占うことになった彼。「自分自身」の位置に『塔』が出たので、これまで築いてきたものが崩壊するから気をつけるようにアドバイスしました。 すると彼女から、実は2人はW不倫でお互いに家庭があり、子どももいるけれど、そのことがつい最近男性の奥さんにバレてしまったと聞かされたのです。 そこで「頑張ればなんとかなるから家庭が『崩壊』しないように努力しなさい」とアドバイスしたところ、3ヶ月くらいして彼女に再度占ってほしいと言われました。彼を占うと、男性のカードを開いた瞬間、いきなり「過去」の位置に『塔』が出たのです。 すっかり意気消沈した彼に「でも位置が過去だから、もしかしたら過去のこととなって、状況は良い方向に進むかもしれませんよ。崩さないように引き続き、頑張って」と伝えました。さらにその3ヶ月後に2人を占った時には、彼の中から『塔』のカードはなくなり、カード全体が良い方向に向かっていて、改善されている感じでした。 ホッとしたところで、次に彼女のカードをめくってみると、ナント!彼女のカードの中に『塔』が出てきたのです。『塔』が彼から彼女に移ったんですね! その時、ムンロ王子は2人の「別れ」を予感したのですが、あえてその話には触れず、終電も近かったのでそこで話を打ち切り終わらせました。 後日、彼女に改めて占ってほしいと言われ、カードをめくってみると、すっかり男性の影はなくなっていました。思いきって、あの『塔』は2人の恋の終焉を意味していたのではないかと切り出したところ、どうやらそのような状況になっていたみたい。 泣き崩れる彼女に「もしかしたらあなたの家族にまで飛び火していたかもしれないんだから、未然に防げてよかったんじゃない?」と慰めました。 最初に男性に出た『塔』は不倫を奥さんに知られて家庭が崩壊することを、2回目に男性に出た『塔』は、なんとか家庭の崩壊を免れW不倫の関係の崩壊へと移行しつつあることを、そしてもはや男性に出なくなった『塔』は女性のほうに出て、2人の関係の終焉を告げていたのです。 もし2人が占いで『塔』と出会わなかったら、男性の家庭の崩壊が女性のほうに飛び火し、2つの家庭が壊れていたかもしれません。『塔』は怖いカードですが、その問題に果敢に取り組むことで回避できるというもの。つまり、むしろ出てくれてありがたいカードとも言えます。

■2月のシャンソン

『So in love』

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