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7月31日はブルームーン!めったに起こらない幸運が訪れるかも?【恋する乙女の暦のたしなみ】最終回

ココロニプロロ / 2015年7月29日 10時15分

7月31日はブルームーン!めったに起こらない幸運が訪れるかも?【恋する乙女の暦のたしなみ】最終回

7/31はブルームーン!見れば幸運が訪れる?

暦文化研究家・景山えりかが、月の満ち欠けをもとにした「旧暦」の取り入れ方をご紹介します。あなたも月の満ち欠けとともに一緒に暦をたしなんでみませんか?

■新暦ならではのお楽しみ「ブルームーン」がめぐってくる!

突然ですが、月相図(月の満ち欠けのマーク)が載っている手帳やカレンダーが手元にあったら、今月のページを見てください。満月のマークが2つありますよね。1つ目は7月2日(木)、2つ目は31日(金)です。このように、ひと月に2度満月が生じるとき、2度目の満月のことを俗に「ブルームーン」といいます。

ここでいう「ひと月」とは、私たちが普段使っている新暦の暦月のことです。月の満ち欠けの周期は約29.5日ですが、新暦のひと月は、2月以外は30日もしくは31日なので、暦月のはじめに満月が生じると、月末に再び満月がめぐってくるわけです。

一方、旧暦では、ひと月のうちに2度の満月が生じることは絶対にありえません! というのも、旧暦では毎月第一日目(ついたち)は新月と決まっているからです。当然、次の新月(翌月)に至るまで満月は1度しかありません。

つまりブルームーンは、新暦ならではの産物なのです。

近年、月のリズムや二十四節気などが注目され、旧暦人気が高まっていますが、新暦だって捨てたもんじゃありませんよね。旧暦にはないブルームーンが楽しめるのですから。

ブルームーンという名称から「青い月が見られるのかな」と期待している人も少なくないでしょう。しかし実際は、月が青く輝くわけではありません。ちょっぴり残念ですね。ブルームーンは天文現象ではなく、暦月と月の満ち欠けのめぐりあわせによるもの。そのため、「ブルームーンはめったに起こらない幸運なこと。見れば幸せになれる」という言い伝えがあります。

何の変哲もない、いつもと同じ満月。でも、見る者を幸せにするというのですから、その恩恵を受けるべく、7月31日はぜひとも月を眺めましょう。

■恋の小道具として使える?! おいしいブルームーンとは

ところで、ブルームーンというカクテルがあるのをご存知ですか?
ドライ・ジン、パルフェ・タムール、レモンジュースをあわせてシェイクした、口当たりの良いお酒です。ブルームーンというネーミングですが、見た目は淡いスミレ色をしています。その色の正体は「パルフェ・タムール」というリキュール(ヴァイオレット・リキュールや、クレーム・ド・ヴァイオレットとも呼ばれています)。

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