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4人に1人が生涯独身!女の未来は「事実婚」にかかっている?【恋占ニュース】

ココロニプロロ / 2015年8月5日 10時15分

また、スウェーデンにはサムボと呼ばれる「結婚お試し制度」があり、同棲中のカップルにも育児手当や相続の権利が保証されているそう。
なんとこの制度によって、国全体で離婚率が下がったと言います。

お試しって大事!誰はばかることなく堂々と同棲できるなら、じっくりとお相手を見極めることもできそうですね。

ただし、今の日本では、事実婚だと不利益を被ることも少なくないようで。
ざっと挙げると…

◆税金の配偶者控除を受けることができない

◆子どもが非摘出子になる(周りからの理解を得にくかったり、事実婚の継続が困難になることも)

◆万一どちらかが死亡した場合、相続権がない(遺言があればできる)

◆生命保険の受取人に指定するのに手間がかかる

また、急に病院に運ばれた時など、家族であることを第3者に理解してもらうのに苦労することも多々あるとか。

日本の婚姻率・出生率が低下の一途をたどっているのは、経済的・社会的な不安が大きな原因。
このあたりの制度がもうちょっと寛大になったら、離婚率も出生率も改善するんでしょうけれどね。

≪結婚が当たり前でなくなった時代≫

パートナーシップへの考え方は驚くほど多様化されて、本当に「人それぞれ」になりました。
戸籍上の「結婚」にこだわらない、という選択肢も大いにアリだと思います。

前述の事実婚はもちろん、婚姻関係なしで子どもを持つというのも不可能ではありません。
いくつになっても恋人はできますし、“テラスハウスの中高年版”だってこれからもっと一般的になることでしょう。

シングルのまま自分の仕事や趣味、友達と過ごす時間を楽しむのだって、素晴らしい選択肢のひとつ。

「結婚をしない=孤独」とは限りません。
ただ「結婚=リスク」でもないことも確か。

一度きりの人生ですもの、後悔のないようにひとつひとつの選択をしていきたいものです。

(文=石村佐和子)

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