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今昔「出会い」事情!合コンは古来から伝わる格式高い行事?【恋占ニュース】

ココロニプロロ / 2015年8月9日 10時15分

戦国時代に入ると、それまでの「通い婚システム」から、男性の家への「嫁入り婚」が主流になります。
女性は自分の意思とは関係なく、親同士が決めたお相手のところに嫁がされるのです。

もちろん、政略の駒として使われるようなことも。なんだかちょっとかわいそうですね…。

≪江戸時代の庶民はどこで出会う?≫

武家のお嬢さんは自由な恋愛もままなりませんでしたが、庶民は比較的ゆるい感じで気軽に出会いを求めることができたと言います。

主な出会いの場は、銭湯!当時の銭湯は、今の浴場のように湯船があるわけではなく、スチームサウナみたいな感じで、しかも混浴だったのだとか。

女性は家事の合間に足しげく銭湯に通い、素敵な男性との出会いを期待していたみたいですよ。
銭湯に行くのに、顔や首、内腿にまでおしろいをはたいて臨んでいた、という笑っちゃうような記録も残されています。

また、毎日のように芝居小屋が建ったりどこかしらのお寺の縁日があったりと、それも出会いの場になっていたとか。

≪江戸時代、地方では?≫

農・漁村部では、もっとプリミティブで、生活に根付いた自然な出会いをしていたそうです。
生活の中で自然に出会って結ばれる、というのが普通で、共同作業所や海女小屋など、職場環境での出会いがメイン。

中には、集落同士の争いの場で偶然出会って運命の恋に…なんて、ロマンチックなこともあったようです。
このあたりは、シチュエーションこそ違いますが、現代の出会いと似たところもあるかもしれませんね。

いわゆる「夜這いの文化」や祭の夜の乱交も相変わらず続き、中には昭和初期までこの風習が残されていた地域もあったとのことです。

≪現代的な出会いは終戦以降≫

その後、明治維新を経て現代へと続くわけですが、今のように自由に恋愛ができるようになったのは、第2次世界大戦以降、と言われています。

終戦後は男性の絶対数が激減してしまったため、お見合いが盛んに行われていました。結婚相談所が隆盛を極めたのもこの頃です。
その後、経済成長・バブル期には一時お見合いは衰退し、合コンが頻繁に行われていました。

そして今、「婚活ブーム」に伴って、さまざまな形態のお見合いが催されたり、出会いの場としての習い事やサークル活動も活発に行われていますね。

時代に合わせて出会いの形も変わっていきますが、合コンの原点が古代には既に存在していたと思うと、「人間ってあまり変わらないのかも」という気も。

合コンはちょっと…と敬遠していた方や既に食傷ぎみの方は、「先人に倣って」と気持ちを切り替えて、再トライしてみてもいいかもしれませんよ。

(文=石村佐和子)

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